海外通販サイトでは CPUにAMD Ryzen 7 3750Hを搭載するミニPC「TRIGKEY S3」が販売されていますが。2023年1月現在、Amazonでは Ryzen 5 3550Hを搭載するモデルが存在します。メモリ 16GBに PCIe SSD 500GBを搭載して 1月3日時点のAmazon 価格は 35,530円と、コスパ度の高い製品です。
TRIGKEY S3、Ryzen 5 3550Hモデルのスペック
スペックは以下となりますが、OSについては明記がなく、Amazon レビューコメントに「Windows 11 Pro」と記載があり 仮置きしています。ただし、レビューコメントは複数のモデルのものが混在しているようであり、参考情報です。
CPU | AMD Ryzen 5 3550H、4コア8スレッド、最大 3.7GHz |
GPU | AMD Radeon Vega 8 |
メモリ | 16G DDR4 2400MHz、最大 32GB |
ストレージ | M.2 PCIe SSD 500GB、2.5インチ HDD / SSDを増設可能 |
WiFi | デュアルバンド |
Bluetooth | 搭載 |
ポート類 | USB 3.0 x 4、USB Type-C、HDMI x 2、有線LAN |
サイズ | 12.6 x 11.3 x 4.0 cm |
OS | Windows 11 Pro |
▼Amazonの製品紹介に以下の画像があり、右のメモリとSSDには「キングストン、Crucial、インテルのパーツを使用」と記載されています。中国系ブランドの製品では、安価なパーツを搭載している事例もありますが、本製品は大手ブランドのパーツを搭載しているようです。
また、PCIe SSDのベンチスコアは、読み書きともに1900Mb/sと明記されており、このクラスとしては十分です。
▲▼上の画像は 以下の記事で紹介のAMD Ryzen 7 3750Hを搭載するモデルですが、本モデルも同じ構成と思われます。2.5インチ HDD / SSDは底板の裏に取り付けるタイプとなり、冷却対応のためにHDD Sheildがあることも、同じ仕様と推定します。
競合製品
AMD Ryzen 5 3550Hを搭載するミニPCとしては、MINISFORUM UM350が該当します(公式ストアはこちら)。UM350のMINISFORUM 公式ストアの販売価格は、メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンが 39,950円となり、メモリ 16GB、SSD 500GBのTRIGKEY S3のAmazon 価格 35,530円のコスパの高さは かなりのもの。メモリとストレージのみを考慮しても、軽く1万円以上は安価です。
▲こちらはGeekbench 5のCPU ベンチマークスコアですが、上は S3に搭載のAMD Ryzen 5 3550H、下は上位のAMD Ryzen 7 3750Hのスコアです。いづれも 在宅勤務のExcelや Web サイトのブラウジングでは遅さを感じることなく動作します。
Amazonで販売のRyzen 7 3750Hを搭載するミニPCとしては、以下の製品が該当します。こちらはメモリ 16GB、PCIe SSD 512GB、映像出力はHDMI / DisplayPort / USB Type-Cの3系統、さらには、PCIe SSD ポートは2つ装備との記載もあります。この仕様で、2023年1月4日時点のAmazon 価格は39,920円と、コスパ度は TRIGKEY S3と同等以上です。
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