Transcend SSDのOSクローンに、公式サイトで無料配布の「SSD Scope」を使用する手順 | Win And I net

Transcend SSDのOSクローンに、公式サイトで無料配布の「SSD Scope」を使用する手順

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2020年4月あたりから、EaseUS Todo Backup Freeなどのフリーソフトで、WindowsのOSクローンができない仕様となっています。 一方、Transcend、SanDisk、Western Digital、Crucialの大手ブランドでは、公式サイトにて無料で OSクローンソフトを配布しており、これらの大手ブランドのSSD / HDDでは利用可能です。

今回はこのうち、Transcendの配布するソフト「SSD Scope」を利用したOSクローンの手順について記載します。

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Transcend、SSD Scopeのインストール

他の大手ブランドが配布するOSクローンソフトも同様ですが、ソフト側で 該当するブランドのSSD / HDDが接続されているかのチェックがあり、クローン元・クローン先ともに他社製のSSD / HDDの場合には利用できません。

Transcendの場合には「SSD Scope」を利用しますが、インストールの手順は以下です。

 

▼Transcend 公式サイトにアクセスします。

Transcend 公式、OSクローンソフト ダウンロード

 

▼以下の画像がありますので、「ダウンロード」を押下します。ダウンロードするファイルは約4MBと、他社のソフトと比較すると軽量です。

 

▼日本語が初期設定されていますので、「OK」を押下します。

 

▼「使用許諾契約書」に同意して次へ。

 

▼一部の画面の掲載は省略しましたが、画面の指示に従い インストール完了です。

 

▼インストール後のホーム画面はこちら。

接続しているTranscendのSSDが自動表示となります。いつ購入したかも記憶のないSSDですが、寿命が95%とあるのが気になります。

 

上の画像のように、TranscendのSSD / HDDを認識するとよいのですが、Transcend SSDを接続した2台のPCのうち、1台は認識しませんでした。Windowsの「デバイスマネージャー」や「ドライブの管理」では、TranscendのSSDを認識しているのですが、ソフトやPC自体を再起動しても認識せず。

SSD Scopeによる OSクローンの手順

TranscendのSSD Scopeによる OSクローンの場合、以下に留意する必要があります。

  1. 上記のとおり、TranscendのSSDをPCに搭載・接続しているにもかかわらず、ソフトが認識しない可能性があること。
  2. SSD / HDDの容量は、実際の使用領域にかかわらず、ディスク自体の容量が「クローン元 < クローン先」とする必要があること。英文のヘルプサイトには、実容量で「クローン元 < クローン先の場合も可」とあるのですが、これが機能せず。
  3. ソフトのショートカットを右クリックし、「管理者として実行」すること(おそらく)。

 

今回の私の試用では上記の2をクリアできず、以下の画面は OSクローンの導入部分のみとしています。ご了承ください。

 

▼左メニューの「システムクローン」を押下します。

 

▼元データ(クローン元)は自動的に CドライブなどのWindowsがインストールされている SSD / HDDが選択されますので、保存先(クローン先)を選択します。選択後、右下の「開始」を押下するとクローンが始まります。

 

▼「クローン元の容量 < クローン先の容量」の場合には以下の画面となり、先へ進むことができません。他社のソフトの場合には、実際に使用している容量で判定されるのですが。また、上の画像下にある「OSパーティションのみをクローンする」も機能せず。

 

上記の「クローン元の容量 < クローン先の容量」の場合、以下の「Macrium Reflect Free Trials」にて OSクローンを行うことができます。

Macrium Reflect Free Trials、無料トライアル版でのWindows OSクローンの手順

 

まとめ

Transcend サイトで無料配布の、同社製専用のOSクローンソフト「SSD Scope」のインストール・OSクローンの手順を記載しました。

「クローン元の容量 < クローン先の容量」に物理的な容量を求められることや、2台のうち1台はTranscendのSSDを認識しない現象もあったため、確実性としては SanDisk、Western Digital、Crucialが配布のOSクローンソフト(いづれも「Acronis True Image」) がよいとの認識です。言い換えれば、TranscendのSSDを購入していない場合には、SanDisk、Western Digital、CrucialのSSDを購入した方が、OSクローンが行いやすいかも。

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▼既にTranscendのSSDを購入済で、「SSD Scope」が機能しなかった場合には、以下の有料ソフトを利用する手段もあります(いづれも ベクターでの販売)。

Acronis True Image 2021 1台版、ダウンロード版

HD革命/CopyDrive Ver.8 ダウンロード版

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