Lenovo 直販ストアにて、13.3インチのThinkPad L13 Gen 4 AMDが、売り切り特別価格の89,210円で販売されています(2025年9月22日現在)。AMD Ryzen 3 7330Uを搭載する下位モデルとなりますが、メモリはオンボードの16GB、ストレージは256GBと、在宅勤務などにおいては、そのまま使用することができます。
ThinkPad L13 Gen 4 AMDのスペック
ThinkPad Lシリーズは、ThinkPadとしてはエントリークラスの製品となり、L13 Gen 4 AMDは 2023年8月に発売のやや古いもの。ただし、13.3インチの液晶は アスペクト比 16:10となり、現在、ThinkPadの他のシリーズに搭載の液晶と同じく縦長の液晶です。セール対象の型番は「21FN001FJP」。そのスペックは下表となります。
CPU | AMD Ryzen 3 7330U、4コア 8スレッド、最大 4.3GHz |
GPU | AMD Radeon Graphics |
メモリ | DDR4-3200MHz オンボード 16GB、増設不可 |
ストレージ | M.2 2242サイズ PCIe 4.0 TLC SSD 256GB |
ディスプレイ | 13.3インチ、解像度 1920 x 1200、IPS、非光沢、45%NTSC、輝度 300 nit、60Hz リフレッシュレート |
WiFi | Wi-Fi 6E 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C Gen 2(映像出力対応)x 2、USB-A 3.2 Gne 1 X 2、HDMI |
バッテリー、電源 | 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー 46Whr、45W 電源アダプター |
サイズ | 約 305 x 218 x 17.23mm、約 1.37kg |
OS | Windows 11 Home |
その他 | 2スピーカー |
ポイントとなるのは、AMD Zen 3 アーキテクチャのエントリークラスとなる Ryzen 3 7330U。私は同CPUの使用経験がないために、他サイトから引用のベンチスコアの指標は以下です。
- Geekbench 5 CPU ベンチマークスコアは、「シングルコア 約1300、マルチコア 約4000」
- CINEBENCH R23のスコアは、「シングルコア 約1400、マルチコア 約5100」
直近で実機レビューしたPCとの比較では、以下のRyzen 5 7430Uとシングルコアは同水準である一方、マルチコアはやや低いスコアです。負荷のかかる動画編集やゲーム向きではありませんが、在宅勤務などの普段使いではサクサクと動作します。
ACEMAGIC K1 ミニPC 実機レビュー。Ryzen 5 7430Uを搭載し、普段使いにて 上位機と同様にサクサクと動作。RAM 16GB版は約31千円でセール中
▼画像の右は右サイド、左は左サイドですが、③と⑥のUSB Type-Cは双方ともに映像出力に対応しています。RJ45 有線LANを未装備ですが、USBが4ポートあり、拡張性は十分です。
その他のスペックの補足は以下です。
- メモリは16GBのオンボード、空きスロットがないために増設・換装できません。
- SSDは標準装備の1スロットとなり、こちらも増設不可です。
- 13.3インチの液晶は、ThinkPadのエントリー構成で多く搭載の45%NTSCと色域の狭いもの。ただし、私は現在、同じく45%NTSCの液晶を使用し、記事を編集していますが、Web サイトのブラウジングやオフィスソフトでは何の影響もありません。
- エントリークラスのThinkPadであり、顔認証・指紋認証ともに未搭載です。
- 重量は1.37kgと軽くはありませんが、13.3インチとしては一般的なもの。
価格情報
冒頭に記載のとおり、2025年9月22日現在、Lenovo 直販ストアでは ThinkPad L13 Gen 4 AMDのRyzen 3 7330Uモデルが、売り切り特別価格の89,210円で販売中。CPUはエントリークラスとなりますが、メモリ 16GBを搭載していることとあわせて 普段使いとしては十分です。
引用元・販売元
コメント