2023年5月20日現在、Lenovo 公式ストアにて、CPUにインテル 第13世代 Coreを搭載する製品が複数 販売されていますが、ThinkPadのうち 最安となるのが「ThinkPad E16 Gen 1」。CPUには Core i3-1315U、ディスプレイは16インチの1920 x 1200(2.5Kモデルもあり)、USB4を搭載しています。この構成にして、2023年5月20日時点の価格は 81,510円(税込、送料無料)。
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ThinkPad E16 Gen 1のスペック
メモリは8Gのオンボードとなりますが、空きスロットを一つ備えており、最大24GBまで増設することができます。
以下は、最安構成(81,510円)のスペックですが、複数のバリュエーションのうち、公式ストア 5月20日時点でのハイエンドの構成は、Core i7-1360P、メモリ 24GB、SSD 1GB、 WQXGA液晶 (2560 x 1600)です。この場合の価格は 184,382円。
CPU | Core i3-1315U、6コア(Eコア 4、Pコア 2)8スレッド |
GPU | UHD グラフィックス |
メモリ | 8GB PC4-25600 DDR4 オンボード、空きスロットあり |
ストレージ | 256GB M.2 PCIe SSD 2242サイズ |
ディスプレイ | 16インチ、IPS、解像度 1920 x 1200、非光沢、明るさ 300 nits |
WiFi | Wi-Fi 6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB4 (Thunderbolt 4 対応)、USB Type-C 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen1 (Powered USB) 、USB 2.0、HDMI、有線LAN |
サイズ | 356.1 x 247.7 x 19.9mm、約 1.76kg |
OS | Windows 11 Home |
その他 | 指紋センサー未搭載、電源アダプターは 65W ACアダプター (3ピン) USB Type-C、バックライト付きキーボード |
スペックの補足は以下です。
- Core i3-1315Uのベンチマークは多く出回っていませんが、
こちらの海外サイトの情報では Geekbench 5 シングルコアのスコアは 1488となり、 AMD Ryzen 9 5900HSと同水準です。ただし、スコアは低く出ているように思えます。スコアが低いと思っていたところ、こちらのサイトでは「シングルコア 1636、マルチコア 5931」とあります。こちらのスコアが妥当と思われます。 - 前述のとおり、メモリ 8GBはオンボードですが、空きスロットを備えており、16GBの増設により 最大 24GBとすることができます。
- M.2 PCIe SSDは、このクラスでは珍しく 2242サイズ。一般的な2280サイズではありません。
- 電源はUSB Type-C、急速充電対応の65WのACアダプターです。
- ディスプレイのアスペクト比は縦長の 16 : 10。WQXGA液晶 (2560 x 1600、明るさ 400nits)や、タッチパネルを選択することもできます。
- USB4 (Thunderbolt 4 対応)を搭載することは、メリットの一つです。
▼こちらの記事にて、これまで実機で計測したGeekbench 5のスコアを掲載しています。上述のとおり、Core i3-1315Uのシングルコアのスコアは AMD Ryzen 9 5900HS、以下の実測のPCでは AMD Ryzen 7 5800Hと同水準。Core i3-1315Uのスコアは、上記の海外サイトから引用しましたが、スコアが低く出ているように思います。
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
価格情報
以下の画像のとおり、上記スペック(Core i3-1315U、メモリ 8GB、SSD 256GB、FHD 液晶)での5月20日時点の価格は 81,510円。パソコン工房で販売の Core i3-1315Uを搭載する「Intel NUC 13 Pro Kit」
のベアボーン(メモリ、ストレージ、OSなし)の価格が 56,800 円であることを考慮すると、割安と言えそうです。
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