先日 「Teclast X6 Pro、Core M3搭載の12.6インチ Winタブが正式リリース。F5に続きヒットの予感」にて紹介の、Core M3-7Y30を搭載する12.6インチのSurface風 2 in 1のTeclast X6 Pro。私の想像より早く販売開始となり、GearBestでの初値(クーポン適用後)は479.99ドルとなっています。
ここであらためて、Teclast X6 Proのスペックと特徴を、同クラスの他の中国メーカーのSurface風 2 in 1と比較してみました。
Teclast X6 Proのスペックと特徴
比較対象とした製品は、同じく12.6インチのVOYO I7 Plus、ディスプレイは13.3インチとなるものの Core M3-7Y30を搭載するChuwi CoreBook / CUBE Knote 8です。なお、掲載の項目は各製品共通して確認できたものにとどめ、バッテリー容量他は未掲載です。
2018/11/17時点のGearBestでの価格は以下となっています(リンク先はGearBestの製品紹介です)。
- Teclast X6 Pro : 11/30まで、100個限定のクーポン(GBTAX6Projp)価格で479.99ドル。キーボード別売り(81.73ドル)の単体価格。
- VOYO VBOOK I7 Plus : 649.99ドル。キーボード別売りの単体価格。
- Chuwi CoreBook : キーボード付で469.99ドル
- ALLDOCUBE KNote 8 : キーボードとスタイラスペン付で681.73ドル
ディスプレイサイズとスペック、価格も異なるのですが、スペック表に記載のないボディの造りも含めて、Teclast X6 Proの特徴とコスパ度は以下のとおり。
- Teclast X6 ProとVOYO VBOOK I7 Plusは、12.6インチながらも 2880×1920の高解像度。製品紹介からは読み取れないのですが、同じパネルを使用している可能性もあります。
- インターフェースとしては、Teclast X6 ProとVOYO VBOOK I7 PlusともにMicro HDMIを備え、外部ディスプレイに接続しデスクトップ代替としても使用できます。
- ストレージは128GBとなるものの、キーボード付で469.99ドルのChuwi CoreBookのコスパ度も高くなっています。
- 一方のTeclast X6 Proの別売りキーボードの価格は81.73ドル。本体との合計では561.72ドルとなり、Chuwi CoreBookとの価格差は91.73ドル。ディスプレイサイズと解像度、ストレージ容量、キックスタンドの有無(CoreBookはなし)、Micro HDMIポートの有無を含めると同程度のコスパ度か。
- Alldocube KNote 8のキーボードとスタイラスペン付で681.73ドルはセール価格ではないのですが、やや割高感あり。
その他の特徴、他製品との類似性・相違を画像で補足します。
▼Teclast X6 Proは筆圧1024のスタイラスペンに対応しています。他製品では、VOYO VBOOK I7 Plusは筆圧2048、Chuwi CoreBookは筆圧1024に対応。Alldocube KNote 8もスタイラスペンに対応しているものの、筆圧レベルは確認できず。
▼Teclast X6 ProのキックスタンドはMulti Positionとあり、135度までの無段階調整式と思われます。製品紹介を読み解く限りでは、VOYO VBOOK I7 PlusとAlldocube KNote 8のキックスタンドも無段階調整式。Chuwi CoreBookはキックスタンドなしです。
▼発熱もそれなりのCore M3-7Y30ですが、Texclast X6 Proは排熱を考慮して、サイドに無数の穴があることも特徴の一つ。
▼Teclast X6 Proのポート類。USB 3.0、USB Type-C、Micro HDMIを備え、拡張性も十分です。
まとめ
Core M3-7Y30あるいはCore i7を搭載する、他の中国メーカーのSurface風 2 in 1と比較しつつ、あらためてTeclast X6 Proのスペックと特徴・コスパ度を確認しました。
文中に記載のとおり、全般的なコスパ度ではTeclast X6 Pro、Chuwi CoreBookは同程度のコスパ度とみていますが、Teclast X6 Proは今後 ジワジワと価格を下げてくることに期待。
▼2018/11/17時点の、GearBestにおけるTeclast X6 Proの価格情報。キーボードは別売りですが、11/30まで、100個限定のクーポン(GBTAX6Projp)価格で479.99ドル。
▼こちらは専用のキーボード。ブラックとありますが、濃いブルーのようにも感じます。キーの配置は右側にHomeキーなどの列もなく、また、特殊な配置のキーもなく使いやすそうな感じです。
▼一方のChuwi CoreBookは、キーボード付で469.99ドル。
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