Teclast P85T、約1万円で販売の8インチ Android 13タブのスペック。エントリークラスながらも、Widevine L1に対応 | Win And I net

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Teclast P85T、約1万円で販売の8インチ Android 13タブのスペック。エントリークラスながらも、Widevine L1に対応

Teclastから展開の8インチのエントリータブレット「Teclast P85T」。2023年9月30日現在、Amazonでは 10,900円と安価で販売されており、特に価格面での個人的な興味からスペックと特徴について記載します。

機能をカットし安価な価格での展開のため、LTEには未対応、カメラは低画素、物理メモリは4GB、ディスプレイの解像度は1280 x 800と割り切りも必要ですが、アルミ製の背面となり、Widevine L1に対応しています。

2024年4月20日追記。以下の記事に記載しましたが、Android 14モデルが販売されています。

Teclast P85T、8インチ Android 14 タブレットが 9,498円でセール販売。低価格ながらも背面はアルミ製

 

Teclast P85Tのスペック

以下の記事にて、10.1インチの「P26T」を紹介していますが、そのまま8インチ化したようなスペックです。

Teclast P26T、14,365円のエントリー機ながらも Widevine L1対応の10.1インチ Android 13タブレット

 

CPUAllwinner A523、8コア
GPUMali-G57
メモリ4GB LPDDR4X + 拡張 4GB
ストレージ64GB eMMC
ディスプレイ8インチ、IPS、解像度 1280 x 800
WiFi11a/b/g/n/ac
Bluetooth5.2
LTE未対応
カメラフロント 0.3百万画素、リア 2百万画素
バッテリー容量5000mAh、USB Type-C
サイズ201.7 x 122.4 x 9.1mm、335g
OSAndroid 13
その他2スピーカー、アルミ製の背面、GPS未搭載、Widevine L1をサポート

 

▲ CPUのAllwinner A523は前述の「Teclast P26T」の製品紹介にて 16万超と公開されています。手元にあるタブレットで同スコア水準の製品は、以下の「BMAX I10 Pro」が該当します。

1万円台前半の8インチタブレットでは、AnTuTu スコア 25万前後となる製品も多いなか、やや劣ります。スコア 16万の場合、普段使いでは大きなストレスとなるほどではないものの、ホーム画面などの遷移でも多少の引っ掛かりを感じることがあります。

なお、以下の記事タイトルでは「サクサク動作」と記載していますが、2022年6月の記載当時のコメント かつ「4コア CPUとしては」の意味もあります。

BMAX I10 Pro、10型タブレットの実機レビュー。4コア CPUながらもAnTuTu スコアは約17万でサクサク動作。アルミ製の背面も特筆すべき上質さ

 

▼上で、記載の「1万円台前半の8インチタブレットでは、AnTuTu スコア 25万前後となる製品も多い」の事例は、以下のタブレットです。

Alldocube iPlay 50 Mini 実機レビュー、90ドル未満にして AnTuTu スコアは約24万、Widevine L1対応のFHD、鮮やか液晶の8.4型タブレット

アーアユー M60 実機レビュー、14,980円と安価ながらもFHD、Widevine L1対応の8.4型タブレット。UNISOC T606搭載によりレスポンスも十分

 

スペックのその他の補足は以下です。

  • Amazonの製品タイトルでは「メモリ 8GB」とありますが、「物理メモリ 4GB + 拡張メモリ 4GB(ストレージの空き領域から割り当て)」です。物理メモリとストレージの転送速度は大きく異なり、拡張メモリは メモリ不足となった場合の緊急避難的な機能と捉えたほうが無難です。
  • Teclastや他ブランドのタブレットと異なり、GPSは未搭載、LTEにも未対応です。
  • Android タブレットのカメラは、5百万〜8百万画素の低画素となり、メモ書き代替となりますが、本製品は2百万画素と更に割り切りが必要です。
  • 国内外で人気の8インチタブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini / Mini Pro」は シングルスピーカーであるのに対して、本製品はデュアルスピーカーであることはメリットです。
  • この数ヶ月の8インチタブレットの動向では、上記の iPlay 50 MiniやM60などの8.4インチ FHD 解像度の製品が続々とリリースされていますが、本製品は1280 x 800となり、他の8インチ・同解像度の使用感では、FHDのタブレットと並べてみると 文字の粗さを多少感じます。
  • Amazonのセール価格 10,900円と安価であるものの、上位機と同様にアルミ製の背面です。
  • 動画配信サービスの高画質(HD)再生可能な「Widevine L1」に対応しています。ただし、他の多くのタブレットと同様に Netflixには未対応と思われす。NetflixでのL1再生に対応する Android タブレットは以下の端末など ごく稀です。

 

CHUWI HiPad Max 実機レビュー、スナドラ 680/ RAM 8GBにより快速、明るい液晶 / 4スピーカーにより 動画視聴も快適なAndroid 12 タブレット

Alldocube iPlay 50 2023モデル 実機レビュー、低価格ながらもAnTuTu スコアは約29万、鮮やか液晶の10.4型 Android 13タブレット

 

▼1万円台半ばのAndroid タブレットと比較するとCPUはエントリークラスであるものの、2スピーカーを搭載しています。

まとめ

CPU、LTEに未対応、GPS未搭載など、スペックと機能を抑制したうえで、安価で販売の「Teclast P85T」。お子様用、あるいは 動画再生用のサブ端末として価格優先の場合には候補の一つとなります。ただし、私としては文中で記載の、 1万円台半ばで FHDの高画質、スペックも優位な「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」「アーアユー M60」あたりがよりよいとの認識です。

 

2024年4月20日追記。以下の記事に記載しましたが、Android 14モデルが販売されています。

Teclast P85T、8インチ Android 14 タブレットが 9,498円でセール販売。低価格ながらも背面はアルミ製

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