2024年4月19日~4月22日まで開催の「Amazon スマイル Sale」にて、8インチ Android タブレット「Teclast P85T」が、9,498円で販売されています。
低価格であるために、CPUは 8コアながらもエントリークラスのAllwinner A523、メモリ 4GB、液晶の解像度は1280 x 800と、8.4インチ FHDの「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro シリーズ」などと比較すると劣ります。ただし、同社の上位製品と同様に背面はアルミ製であり、Widevine L1に対応しています。
Teclast P85Tのスペック
スペックは以下となりますが、スペックよりも価格重視であるうえに、メモリ 4GBであるうえに、ストレージの64GBと控えめです。ただし、1万円未満の価格で、アルミ製の背面、2スピーカーを搭載、動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応(ただし、Netflixには未対応)であることは、評価できます。
Teclast P85T、約1万円で販売の8インチ Android 13タブのスペック。エントリークラスながらも、Widevine L1に対応
▲▼なお、Android 13を搭載の「P85T」は、上の記事において掲載していますが、OSをAndroid 14にアップデートしての販売です。
CPU | Allwinner A523、8コア |
GPU | Mali-G57 |
メモリ | 4GB + 拡張 6GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 8インチ、IPS、解像度 1280 x 800 |
WiFi | 2.4G / 5G |
Bluetooth | 5.2 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 0.3百万画素、リア 2百万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh、USB Type-C |
サイズ | 質量 335g |
OS | Android 14 |
その他 | 2スピーカー、Widevine L1をサポート、アルミ製ボディ |
▼Teclastの他製品を参照すると、CPU(SoC)のAnTuTu ベンチスコア(おそらく version 9)は 約16万。以下は、概ね同スコアとなる8インチタブレットのレビュー記事です。
レビューした 2022年には人気の製品であり、レスポンスも当時の低価格な8インチタブレットとしては程ほどでしたが、2つめのHelio G99を搭載する 8.4インチタブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro NFE」と比較すると、レスポンスは体感できるほどに劣ります。
▲▼動画配信サービスの動画の高画質再生に対応する「Widevine L1」に対応しています。上の画像の右下のロゴが対応する配信サービスですが、対応している端末が多くないNetflixはもとより、huluにも未対応のように見受けられます。
Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた
▼8.4インチの人気タブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro シリーズ」はシングルスピーカーですが、本製品は2スピーカーを搭載のメリットがあります。
▼1万円未満の価格にして 背面はアルミ製。数年前には この価格帯では樹脂製の背面の製品が多かったのですが、上位の製品と同様に上質な背面です。
まとめ
8コアながらもエントリークラスのCPUに メモリ 4GB(+拡張 6GB)、HD画質のディスプレイと、スペック的には2万円前後の8.4インチタブレットよりも大きく劣ります。
ただし、1万円未満にして Android 14 / 2スピーカーを搭載と、お手頃価格の2台目のタブレット、Android 14のお試し用としての需要はあるように思います。
▼AliExpressでは約48ドルで販売されています。昨今のように円安でもなければ、お買い得度はかなり高いように感じます。
▼レスポンス、液晶の解像度も考慮した場合、以下の製品がおすすめです。
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