8インチ アルミ製で約100ドル「Teclast P80 Pro」実機外観レビューとベンチマークスコア | Win And I net

8インチ アルミ製で約100ドル「Teclast P80 Pro」実機外観レビューとベンチマークスコア

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Teclast P80 Pro ディスプレイ面全体

先日ご紹介の「1万円ちょいで購入できる、8インチ Androidタブレット」であるTeclast P80 Pro。Fire HD 8と同じCPU / GPUを搭載し、金属ボデイ・OGSスクリーンが特徴。

このTeclast P80 ProをGearbestさんより提供いただきましたので、2回に分けてレビューしますが、今回のレビューは、外観、システム情報、ベンチマークスコアについてとなります。外観全般としては、この価格帯としては質感高く仕上がっています。

 

▼実際の使用感のレビューはこちら

100ドルの8型タブ「Teclast P80 Pro」実機の使用感。FHD・アルミ製ボディでコスパ度はFire HD 8以上
2018/5/26現在では11,000円ほどで購入できる、8インチ Androidタブレット Teclast P80 Proのレビューです。質感高めのアルミ製ボディに、1年以上前のオクタコアのエントリー機、あるいはAmazon Fire HD 8と同等もしくはそれ以上にサクサクと稼働します。

基本スペック

外観に入る前に基本スペックと特徴の確認です。

先の記事「Teclast P80 Pro、8インチOGSスクリーン・金属製ボディのAndroidタブが1万円ちょいで新規リリース」にて掲載のスペック表となりますが、Amazonでも販売のTeclast P80H、コスパの高いAmazon Fire HD 8との比較です。

下表ではメモリ 2GB・ストレージ 32GBとしていますが、2019年8月24日現在の製品はメモリ 3GB・ストレージ 16GBとなっています

Teclast P80 Pro スペック

3製品ともに同じCPU(MTK8163、クアッドコア)を搭載していますが、Teclast P80 Proが優位な事項は以下となります。

  • メモリ 2GBを搭載
  • ディスプレイはOGSスクリーンに、1920×1200と高解像度
  • P80Hと同様に、Micro HDMIポートを搭載
  • ボディは金属(アルミ)製

外観

冒頭にも記載しましたが、1万円ちょっとの価格帯としては珍しくアルミ製のボディを採用し、低価格機としては質感高めに仕上がっています。

 

▼厚めのエアー入りクッションで梱包されています。これなら搬送中に破損する心配もなし。

Teclast P80 Pro 梱包

 

▼Teclastに共通のデザインの外箱。

Teclastのタブレットは「tPad」との名称のようです。

Teclast P80 Pro 外箱

 

▼他製品と比較すると簡易的な、厚さ薄めの外箱となっています。このために、厚めのエアー入りクッションでの梱包であったなら、うれしい配慮です。

 

▼付属品は説明書、保証書、充電用のMicro USBケーブル。ACアダプターがありませんが、少しでも価格を抑えるためだと思われます。

当製品を購入する方は、2台目、3台目のAndroid端末でしょうから、ACアダプターなしとするのもよいでしょう。

Teclast P80 Pro 付属品

 

▼セッティング後のホーム画面。

ディスプレイの詳細は使用感の別記事としますが、視野角も広く綺麗な液晶です。色調としては、全般的にやや淡め。

▲左右のベゼル幅は実測で7mm。他社製品も含め、イメージ画像ではベゼル幅を実態より細めに見せる傾向があるのですが、本製品も同様にGearbestサイトにあるイメージ画像ほど狭くはありません。

とは言っても、ベゼル幅が太いこともなく、これが黒のベゼルであれば、より引き締まって見えたことでしょう。

なお、本機に指紋認証ボタンはありません。

 

▼OGSパネルとなりますが、他の高価格帯のタブレットと比較すると、やや液晶との隙間があります。ただし、所有のOGSパネルではないFire HD 8やiPad 2017との比較では、その隙間もかなり少なめ。

Teclast P80 Pro OGSスクリーン

 

▼本体上部より。

左から、Micro HDMI、Micro USB、イヤホンジャック。

低価格機の場合には、これらの造りが粗いこともあるのですが、本製品は粗さもありません。

なお、Teclastの製品では、エントリークラスでもMicro HDMIポートがついており、テレビに接続し大画面で動画参照も可能です。

 

▼下部の左右にスピーカーがあります。

Teclast P80 Pro スピーカー

 

▼右サイドの電源ボタンと音量ボタン。

左手で持った場合、電源ボタンに手が届きにくいので、音量ボタンを多用しない私としては、電源と音量ボタンの位置が逆のほうがよりよかった。

ちにみに下の写真では、背面に保護フィルムを貼ったままの状態です。

Teclast P80 Pro 背面

 

▼背面は、上下の色違いの部分を除きアルミ製。より価格の高いミドルクラス機のアルミと比較すると「アルミがやや薄いのでは」との感覚もあるものの、この価格でアルミ製としたのは立派。

なお、写真では色合いが薄くなっているのですが、実物は写真よりもやや濃いめのシャンパン色。

Teclast P80 Pro 背面全体

 

▼Teclastのロゴがわかるように拡大。ロゴは主張しすぎず、よい感じ。

Teclast P80 Pro 背面ロゴ

▲▼ギラつきからアルミ製の質感が伝わるでしょうか。プラ製のタブレットを複数所有しているのですが、質感は明らかに異なります(P80 Proの質感が高い)。

 

▼カードスロットを拡大。

操作時に、この凹凸に引っかかることもあるのですが、大きな問題ではありません。

Teclast P80 Pro カードスロット

▲角の部分が光っていますが、ダイヤモンドカット加工のクロームメッキ調です。このあたりの造りも丁寧です。

 

▼レンズ部分。

200万画素のおまけ程度のカメラですが、試し撮りしたところ、オートフォーカスは速く、メモ書きの代替としては十分に使えます。

なお、レンズ部分の出っ張りはなくフラットです。

 

システム情報とベンチマークスコア

続いて、CPU-Zから抽出のシステム情報とベンチマークスコアです。

エントリー機のため、ベンチマークスコアに期待すべきではないのですが、スコア以上に軽快に動作します(実際の使用感は別記事にて)。

システム情報

▼Fire HD 8と同じCPU (MTK8163)とGPU (Mali T720)

 

▼なぜか、ディスプレイは7インチと表示されています。

▲CPU-Z以外のアプリを起動していない状態でのメモリ使用率は29%と良好。メモリ2GBでも十分です。

 

 

 

ベンチマークスコア

Android端末の場合、ベンチマークスコアと、実際に利用しての体感レスポンスが異なるケースがあるため、参考までの情報です。

体感レスポンスは別記事としますが、このP80Proはベンチマークスコア以上に軽快なレスポンスです。

 

▼AnTutuベンチマーク(v 7.0.7)のスコアは44713

Teclast P80 Pro AnTuTuベンチマークスコア

 

先ほど、NECの7インチタブレット「TE507/FAW」で測定したところ、(v7.0.8と微妙にバージョンが異なるのですが)スコアは35628。体感レスポンスも確実にP80 Proが優位です。

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Teclast P80 Pro Geekbench 4 スコア

▲Geekbench 4のスコアは、Single-Coreが636、Multi-Coreが1778。

以下の記事のとおり、同じCPUを搭載するAmazon Fire HD 8のスコアは、Single-Core Scoreは612、Multi-Core Scoreは1617。ほぼ同スコアと言えるでしょう。

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Geekbenchスコアの他端末との比較では、Nexus 5より劣るのですが、私が使用するアプリのなかでも重めのFXアプリでは、所有の以下の端末よりもサクサクと動きます。

特に、1年以上前のオクタコアのエントリー機であるgoo g07との比較では、比較にならないほどにサクサクです。

  • Nexus 5
  • Huawei honor 6 Plus
  • goo g07
  • NEC TE7 / FAW

さすがに、以下のクラスの端末との比較では、キビキビ感に欠けますが、1万円ちょいの端末としては上々。

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まとめ

Teclast P80 Proの外観とベンチマークスコアを確認しました。1万円ちょっとの価格にしてアルミ製ボディ、OGSスクリーン・FHDのスクリーンを搭載した本製品は、価格以上に高品質。

また、3Dゲームでもしない限りはサクサクと稼働し、かなりコスパの高い製品となっています。

 

▼2019年8月24日現在、GearBestでは在庫なしとなっているため、Banggoodの販売情報です。なんと、 74.99ドル(約8,000円)での販売となっています(送料は別途 1.7ドル)。

Teclast P80 Pro

▼実際の使用感のレビューはこちら

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