Teclast より、AI ジェスチャーコントロール / AI テキスト抽出などのAI機能に対応する、11インチのAndroid 15 タブレット「Teclast P50 AI」が販売されています。
CPU(SoC)は AnTuTU ベンチマークスコア 約32万となる「Allwinner A733」、ストレージはUFS 3.0の128GB、USB-C ポートを2ポート装備し、外部モニターへの映像出力にも対応しています。
11月17日 23:59までのAmazon セール価格は 16,900円と低価格な製品ですが、上記のとおり スペック・機能は充実しています。
引用元・販売元
Teclast P50 AIのスペック
従来の AllwinnerのSoCは、 UNISOCなどと比較すると ベンチマークスコアと体感レスポンスは やや劣るイメージがあったのですが、Allwinner A733は AnTuTu スコア 約32万と、タブレットとしてはミドルレンジクラスです。
なお、Teclastのタブレットとしては エントリークラスのPシリーズであり、液晶の解像度はHD画質であるものの、90Hzのリフレッシュレートに対応しています。
▼スペックは以下となります。Amazonでのセール価格 16,900円のタブレットとしては優れている事項に黄色網掛けしています。なお、LTEには未対応のWiFi モデルであることに留意ください。
CPU | Allwinner A733 、8コア |
GPU | IMG BXM-4 |
メモリ | 物理メモリ LPDDR 5 6GB + 拡張 10GB |
ストレージ | 128GB UFS 3.0 |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 1280 x 800、90Hz リフレッシュレートに対応 |
リアカメラ | 13百万画素 |
フロントカメラ | 5百万画素 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.4 |
SIM、LTE | 未対応 |
バッテリー | 7000mAh |
サイズ | 厚さ 8mm、530g |
OS | Android 15 |
その他 | 金属製の背面、GPS搭載、顔認証に対応、、Widevine L1 対応(Netflixにも対応)、USB-C ポートでの映像出力に対応 |
▼全般的に、以下のTeclast P50と比較すると、大幅にスペックアップと言えそうです。
Teclast P50、11インチ Android タブが発売に。低価格ながらも NetflixのWidevine L1、顔認証に対応
▼Allwinner A733のAnTuTu ベンチスコアは約32万と明記されています。ミドルレンジのタブレットに多く搭載される「Helio G99」のスコアが 約40万、「UNISOC T616」が20万台半ばですので、これらの中間あたりの実力です。ゲーム向きではありませんが、動画視聴、Web サイトのブラウジングでは遅さを感じることなく動作します。
▲右下に128GBのストレージはUFS 3.0とあります。従来、この価格帯のタブレットではUFS 2.1のストレージが多かったのですが、体感できるほどではないにしても高速化されています。
▼USB-Cを2ポート装備し、外部モニターへの映像出力に対応していることも大きなポイントです。
▼Amazon サイトに詳細に記載されていますが、以下のAI機能に対応しています。このうち、私が是非 使ってみたい機能は「AIジェスチャーコントロール」。私はスクショを撮ることが多いのですが、ジェスチャーでのスクショにも対応しています。
- AIビデオ アップスケーリング
- AIによる色の最適化
- AIジェスチャーコントロール
- AI 姿勢認識
- AI テキスト抽出
まとめ
従来のTeclast Pシリーズのタブレットは価格優先の趣きでした。P50 AIにおいては 液晶はHD画質であるものの、AnTuTu ベンチスコア 約32万、映像出力に対応するUSB-C ポートを搭載(2つのUSB-C ポート)、UFS 3.0のストレージ、もちろん Netflixも含めた「Widevine L1」に対応、金属製の背面と、16,900円のタブレットとしては充実しています。
▼11月17日 23:59までの16,900円での販売です。
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