TeclastのエントリータブレットであるPシリーズより「P30 Air」がリリースされました。CPUは8コアのMT6762 (Helio P22)、メモリ 4GBにストレージ 64GBとライトユース向けですが、LTE対応にGPSを搭載、金属製ボディと、エントリー機ながらも、上位機並に充実しています。また、モデル名に「Air」とあるとおり、厚みは 7.8mmと薄く 420gと軽量です。
Teclast P30 Airのスペック
冒頭で記載の特徴以外に、中国ブランドのタブレットとしては いち早く Android 12を搭載しています。
CPU | MT6762 (Helio P22) 8コア、最大 2.0GHz |
GPU | PowerVR Rogue GE8320 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.1インチ、解像度 1920 x 1080、IPS、輝度 300cd |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.0、GPS 搭載 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 6000mAh、充電はUSB Type-C |
サイズ(本体) | 240 x 160 x 7.8mm、420g |
OS | Android 12 |
その他 | LTE対応、GPS搭載、背面は金属製 |
▼情報を見落としていましたが、P20の後継として CPUにUNISOC SC9863Aを搭載する「P30 HD」も販売されていました。
スペック表は、P30 Airの前モデルとも言える、上の記事で紹介の「P20 HD」、P20 HDと同型の「TLA007」をベースとしています。
P20 HD / TLA007 / P30HDともに、CPUはUNISOC SC9863Aを搭載し、SC9863AのAnTuTu スコアが約11万であるのに対して、Helio P22は 約10万。
SC9863AとHelio P22は同水準となりますが、Helio P22の過去記事を確認してみて、あるいは AliExpressにて検索してみると、搭載事例は以下のスマートウォッチや、スマホではBlackview A55 Pro、タブレットではHEADWOLF WPad(AliExpressの製品情報はこちら)が該当し、後者は10.1インチにLTE対応、Android 12を搭載に金属製ボディと、H30Airに近い構成です。
Teclast P30 Airの外観
外観においては、他のTeclastのタブレットと同様に背面は金属製となり、質感においては価格以上だろうと思われます。
▼こちらは Dual SIM対応を示すものですが、金属製(上のツートンの部分は樹脂)の背面は、Teclastの多くの端末に共通する明るいグレーです。
▼Teclast 製品のイメージ画像では 毎回記載していますが、イメージ画像のディスプレイのベゼル幅と厚みは、実機より狭く(薄く)見せているために注意が必要です。
▲スピーカーは横持ちでの両サイドに位置しています。
▼Amazonの製品紹介では重さ 440gとなっていますが、AliExpressでは 420gの表記です。
▼外観ではありませんが、商品化されていないと思われる汎用のキーボードが魅力に感じます。ロジクール で近いデザインの製品がありますが、Teclastのタブレットのイメージ画像では以下のキーボードとの組み合わせ事例が複数あります。
まとめ
エントリーのPシリーズとしての製品でもあり、CPUのHelio P22はライトユース向けとなりますが、420gの軽量、7.8mmの薄さが魅力の「Teclast P30 Air」です。円安のために お買い得感は薄れますが、AliExpressの日本時間 8/13 15:59までのセールでは 119.99ドルとなっており、今後は この価格がセールの基準値となると思います。
コメント