中国製のPCやタブレットのレビューサイトであるTectabletsを参照していると、「Jumper EZBook 3 Pro対抗馬としてのTeclast F7が紹介されています。確認してみると、Teclast F7のディスプレイが14インチであることを除けば、スペックはEZBook 3 Proとほぼ同じ。今回はこのTeclast F7の概要を確認してみます。
Teclast F7の概要
Teclast F7のスペックを、Jumper EZBook 3 ProとYEPO 737Aと比較してみました。このYEPO 737Aですが、コスパの高い機種として、Gearbest、Geekbuyingの通販サイトの冒頭の広告・Twitterにて一時期 頻繁に登場していた端末です。
なお、Teclast F7のサイズ感は、同じく14インチディスプレイのJumper EZBook 3L Proが近いのですが、ここでは売れ筋のEZBook 3 Proと比較しています。
※ Teclast F7のサイズは海外通販サイトにより記載が異なっており、ここではGeekbuyingサイトに記載のサイズを掲載しています。
Teclast F7とJumper EZBook 3 Proをみた場合、ディスプレイサイズは異なりますが、ディスプレイの解像度・CPU・メモリ・ストレージ・デュアルバンド対応のWifiとも同じ。ディスプレイ以外のスペック上の相違は、HDMIポートがF7のMicro HDMIに対して、EZBook 3 ProはMini HDMIとなっています。
以下は、概ねJumper EZBook 3 Proに共通する事項ですが、スペック表にあらわれないTeclast F7の特徴です。
- ストレージはeMMCですが、背面の小さなカバーからM.2 SSD(2242サイズ)を簡単に増設可能。
- ボディはアルミ製。実機を確認していないのですが、以下に掲載の動画を観る限りではディスプレイのベゼルは細め。
- 私は現在、Gearbestさんからお借りしたTeclast F6 Proの実機をレビュー中なのですが、このF6 Proと同様に、キーボードはEnterキーの横にPage up/downキーなど1列あるタイプ。F6 Proの操作感では誤タイピングを招くようなことはありません。
- Celeron N3450を搭載したPCを数機種レビューしたなかでは、また、私が現在使用中のEZBook 3 Proも含め、Webサイト閲覧、オフィスソフト、動画視聴のライトユースでは、そのレスポンスは十分なものです。
やはり、中国メーカーの多くがMacBookをリスペクトしているためか、どの端末も同じようなデザイン、スペックも横一線になりがちです。この意味では、Teclast F6 Proも人気路線を踏襲した無難なデザイン・スペックになっています。
▼質感などの確認は、Tectabletsの動画が参考になります。
▼200個限定であったため既に売り切れですが、GearbestではUSD 229.99のセールを行っていました。2018/2/20時点では42,331円と通常価格(?)に戻っていますが、セールを待つのが得策です。
▼一方のGeekbuyingの2018/2/20時点の価格は34,673円。Gearbestの通常価格と比較すると、かなりのお得感があります。
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