古いMacに2.5インチ SSDを搭載するため、通販にて最安値クラス(256GBで 2,599円。2022年12月16日時点)の製品を購入。2.5インチ SSDを購入するのは久しぶりですが、安価なSSDはいかがなものかと、大手ブランド「Crucial」の製品とベンチマークスコアを比較してみました。
ブランド間で性能の差の生じにくい 2.5インチ SSDですが、ほぼ同水準のベンチマークスコアとなり、私としては安価な製品で十分です。
購入したSSD
ウクライナ情勢や円安などを受けて、従来よりも価格が上がった感のあった 2.5インチ SSDですが、2022年12月のAmazonや楽天市場では、256GBで2,000円台で販売されている製品も多いです。今回購入したのは、私が確認する限りでは最安値水準(税込 2,599円)のSPDブランドの製品です。
Crucialなどの大手ブランドの場合、ブランドの公式サイトから無料のOS クローンソフトをダウンロードし利用できます。ただし、2022年12月時点では 以下の2つめのリンク先記事のとおり、Minitoolの無料のOS クローンソフトを利用できるため、大手ブランドのSSDを購入するメリットは小さくなったとの認識です。
また、2.5インチ SATA SSDの速度は Write / Readともに 500MB/s台で頭打ちであり、私の過去のSSDの購入事例からも ブランド・製品間で ほとんど差はないだろうとの判断です。
▼こちらは後段でベンチマーク比較のCrucialのSSD。
SPD SSDの外観
2.5インチの同一規格のSSDのため、ブランド間で外観の差は生じにくいのですが、参考までに写真を掲載します。SPDのSSDは安価ながらもアルミ製ケースとなり、また、楽天市場の製品説明・付属の説明書ともに、SSDの初期化・フォーマットの説明が記載されています。私が初めてSSDを使用する際も同様でしたが、PCでSSDを認識しない場合には 初期化・フォーマットの失念であることが多いです。
▼他社のSSDと同様にシンプルな外箱・梱包です。
▼写真では識別できないのですが、全面アルミ製のケースです。今回比較に用いたCrucialのSSDは樹脂製でもあり、質感はSSDの製品が高いです。
▲▼SPD / CrucialのSSDとも、以下の記事で実機レビューの「Beelink SEi 8 ミニPC」に取り付けてベンチマークスコアを比較しました。SPDのSSDの小さなデメリットは、他社製よりも僅かに厚みがあること。このため、SEi 8など、底板の裏側にSSDを取り付けるミニPCでは、取り付け時にサイドのネジ穴がズレる可能性があります。
ベンチマークスコア比較
続いて本題のSPDとCrucialの2.5インチ SATA SSDのベンチマークスコアの比較です。双方とも、前述のミニPCのSATA ポートに接続し、条件は同じです。
双方ともに3D NAND、SPDの製品は256GB、Crucialの製品は240GBです。価格差は大きく、楽天市場の同一店舗(SPD 楽天市場店)の2022年12月17日時点の価格は SPD 2,599円に対して、Crucialは 4,280円です。
▼Windows 11のデバイスマネージャーより。型番は「SPD SQ300-SC256GD」「CT240BX500SSD1」。
▼CrystalDiskMarkのベンチマークスコア。
上はSPD、下はCrucialの製品です。3段目の「RND4K / Q32T1」のReadと「RND4K / Q1T1」のWriteのスコアが大きく異なりますが、それ以外は同水準、全般的に同水準と言えそうです。耐久性を気にされる方も多いと思いますが、私の他の安価なSSDの使用感では、数年間の使用でも安定して使用できています。
▼今回購入した SPDのSSDはこちら。
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