SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン 実機レビュー、片側5gの超軽量、高音質で装着感も抜群で低価格。VGP 2025 コスパ大賞も納得 | Win And I net

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン 実機レビュー、片側5gの超軽量、高音質で装着感も抜群で低価格。VGP 2025 コスパ大賞も納得

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今回レビューする製品は、Amazonにて「SOUNDPEATS」ブランドから販売のイヤーカフ型 Bluetooth イヤホン「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」です。

耳たぶに挟んで装着するスタイルとなり、片側 5gの超軽量なこととあわせて、装着していることを感じないほどに快適な装着感です。

また、音質においても、約1年半前にレビューした 当時 2万円台のオープンイヤー型のイヤホンと低音の迫力は大きく変わらず、高音においては本製品が優れているようなイメージです。

レビューする製品はこちら

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン、Amazon

 

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの特徴

はじめに、Amazonの製品情報から抜粋、あるいは私のコメントを加えた特徴を記載します。モデル名に「CC」とありますが、これは、本体がC字型であることに由来しています。

  • 製品パッケージにはモデル名変更前の「PearlClip Pro」とあります。これは本体両端が真珠(pearl)の形状をイメージしているためです。
  • イヤーカフ型のイヤホンですが、C型ブリッジ部分にニッケルチタン製形状記憶合金ワイヤーを採用。この弾力性により、さまざまな耳型にフィットします。
  • 耳を塞がない構造、かつコンパクトで軽量なため、イヤホンを装着していることを忘れるほどの快適性を確保。
  • 耳を塞がないために、周囲の方とのコミュニケーションをとりながら 音楽を聞くことも可能。
  • イヤホン本体に左右の区別がなく、イヤホンを充電ケースに収納すると、自動的に左右チャンネルの切り替えが完了。
  • 12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーを搭載し、パワフルで繊細なサウンドを実現。
  • Bluetooth マルチポイントの接続に対応、スマホとPCなど 再ペアリングなく 切り替えて使用可能。
  • 専用アプリ「PeatsAudio」により、イコライザーやタッチボタンの設定変更が可能。
  • IPX5の防水性能、単体(片側)での重さは僅か5g。
  • イヤホン本体で6時間、充電ケースとの併用で 最大24時間の再生が可能。
  • 急速充電に対応し、10分の充電で2時間の再生が可能。

 

▼急速充電に対応し、Bluetoothのマルチポイントに対応していることも特徴です。

 

▼「PeatAudio」アプリにより、イコライザーでの音質調整や、ムービーモードなどのプリセットされたモードにも対応しています。

 

▼(言葉では説明しにくいため)装着方法はスクショを貼り付けました。充電端子側が後ろになるよう装着します。

 

なお、私は使い始め当初は耳穴にフィットしていない感覚がありましたが、C型のアーチは弾力性があり、以下のAmazon ページからの引用のとおり調整することができます。弾力性については、Amazon 販売ページに動画がありますので、参照いただければと思います。

耳によりしっかりフィットさせたい場合は、両手で内側に向かって軽く力を加え、アーチを狭めてください。逆に、CCイヤーカフがきつく感じる場合は、外側に向かって軽く引っ張り、アーチを広げて調整してください。

 

外観、付属品のチェック

続いて、外観と付属品について記載します。

 

▲外箱の右上には「VGP 2025 金賞」「VGP 2025 コスパ大賞」と、控えめに掲載されています。以下のVGP 2025サイト(国内最大級のオーディオビュアルアワード)を参照すると、確かに本製品がラインアップされています。受賞していることを もう少し主張しても良いと思いますが、外箱表示のさりげなさにも好感が持てます。

VGP 2025サイト

 

▼上の写真も含めて「PearlClip Pro」とありますが、変更前のモデル名です。

 

▼本体は余裕を持って収納されています。

 

▼付属品は左から、ユーザーガイド、キャラクターのシール、充電用のUSB-C to USB-A ケーブル。

ユーザーガイドは日本語も含めた多国語表記です。初期設定の記載がメインとなりますが、字が小さく、老眼の私には遠近両用コンタクト越しでも やや厳しいです。ただし、Amazon サイトでは、Bluetooth ペアリングの手順などが動画で掲載されていますので、そちらが大いに参考になります。

 

▼色はパープル、ブラック、ベージュ、ホワイトの4色展開。レビューするのはブラックですが、写真では濃いブルーのよう映っています。

▲油脂の付着は多少感じる程度。気にするほどではありません。

 

▼カバーを開いた写真です。底面は丸みを帯びており、ケースを立たせることはできません。

 

▼コンパクトねケースであり、厚みも抑えられています。

 

▼本体の絶縁シールとステッカーが付いた状態での撮影です。

 

▼絶縁シールとステッカーを剥がしました。ケース内部は写真よりも 明るいグレイの塗装ですが、外側・内側ともに塗装は上質です。

 

▼「PearlClip」の旧モデル名のとおり、Pearl(真珠)が二つ付いたような形状です。塗装の艶やかさも なかなかのもの。パープル、ベージュ、ホワイトを選択した場合には、より真珠に見えるように思います。

 

▼C型の細い部分もしっかりした構造で、かつ弾力性もあります。前述のとおり、Amazonの販売ページに、弾力性があることを示す動画がありますので、ぜひ参照ください。

 

Bluetooth 接続のチェック

Bluetoothでのペアリングとマルチポイントについて記載します。iPhoneとMac、Windows PCに接続しましたが、いづれもペアリングとその後の接続は速く、また、マルチポイントの設定も簡単です。

なお、初回のペアリング、マルチペアリングの方法ともに、Amazonの販売ページに動画が掲載されています。本体の絶縁シールとステッカーを剥がし、充電ケースに戻し蓋を閉じたあとに蓋を開けると ペアリングモードとなります。

 

iPhoneとの接続

iPhoneとの接続ですが、以下の画像のとおり、旧モデル名そのままに「SOUNDPEATS PearlClip Pro」として認識され、即ペアリング完了。初回ペアリング以降の認識も速いです。

 

 

Macとの接続

M4 Mac miniとの接続ですが、私の環境では、iPhoneとWindows 11 PC 以上に、「近くのデバイス」としての認識、ペアリングともに速いです。

 

Windows 11 PCとの接続

Windows 11 PCとのペアリングも即完了。ちなみに、私が接続した iPhone、Mac(M4 Mac mini)、Windows 11 PCのなかでは、Windows 11 PCとの接続の音質が最もよいです。

 

 

マルチペアリング

初回のマルチペアリングの設定方法は、他のBluetooth イヤホンと同じと思いますが、念のために説明書から抜粋しました。以下により、私の場合には iPhoneとWindows 11 PC、iPhoneとMacと、簡単にマルチペアリングを行うことができました。

なお、上記の事例のように、異なる機器を取り替えて接続する場合、一方のBluetooth 登録を解除する必要があります(上の事例では、Windows 11 PCとのペアリングをやめて Macとする場合、Windows 11 PCでの登録を解除)。

 

▼マルチペアリングの手順です。

  1. 一つ目の機器へとの初回ペアリングは、通常どおりに行います。
  2. 二つ目の機器に接続する場合、一つ目の機器のBluetoothをオフ、あるはい接続をオフにします(デバイスの登録を解除する必要はありません)。
  3. 続いて、二つ目の機器を、通常どおりに初回ペアリングします。
  4. 二台の機器の初回ペアリング後は、使用に応じて自動的に一方の機器がペアリングとなります。

 

専用アプリ「PeatsAudio」の使用感

専用アプリ「PeatsAudio」の使用感について記載します。使用にあたっては、メールアドレスの登録が必要となりますが、同アプリの使用により「タッチコントロールの制御」、「ゲームモード・ムービーモードの切替」、「イコライザーでの音質調整」、「タッチコントロールのカスタム設定」などを行うことができます。

全般的な使用感となりますが、アプリ起動後のイヤホンの認識には多少の時間を要するものの、「ゲームモード・ムービーモードへの切替」では明らかに音質が変更となっていることがわかります。

また、「イコライザーでの音質調整」においては自分の好みに調整できるため、本製品を購入・使用の際には 同アプリの使用をおすすめします。

 

▼イコライザーでの低音、高音の強調の切替や個別調整よりも、以下の画面の「ゲームモード」「ムービーモード」の切替が、音質の変化がより明瞭のように感じます。

 

▼高音域、低音の強調の切替画面です。その他、イコライザーを個別に調整することもできます。

なお、水色網掛の「EQテスト(健康診断での聴力検査のようなもの)」を最初に行う必要がありますが、私にはやや聞き取りづらいテストでした。

 

装用感のチェック

本製品の最大の特徴となるのが、イヤーカフ型の快適な装用感。オープンイヤー型、あるいはイヤーカフ型のイヤホンの実機レビューは、本製品で4製品めですが(他の製品は文末の関連記事に掲載しています)、最も手軽に装着することができます。

具体的な装用感は以下です。

  • 装着は耳たぶに挟んで位置を調整するのみの簡単ステップ。
  • マスクを付けた状態での装着も全く問題ありません。
  • 眼鏡をかけた状態でも、手間をかけずに装着できます。
  • 耳たぶと耳への負担、違和感は全くと言えるほどにありません。
  • 手元にあるオープンイヤー型、イヤーカフ型の製品のなかでは最も軽量でコンパクト、耳に接する面積も少ないことからも、装用感は最も快適。私の連続装用の時間は長くないものの、負担感はゼロに近いです。
  • 一方、私はイヤホンでのタッチコントロールが苦手ですが、装着、調整時に誤タッチをことも。
  • 上記により(私がタッチコントロールが苦手であるため)、私はタッチコントロールを無効化して使用しています。

 

音質のチェック

使い始め当初は、装着の位置をしっかりと調整していなかったため、2023年10月当時の販売価格 2万円台のオープンイヤー型(レビュー記事はこちら)と比較すると、やや迫力不足の感じていました。ただし、位置やイコライザーを調整することにより大きく改善。音質の具体的なコメントは以下です。

なお、以下でオープンイヤー型と記載の製品は、上記の2万円台のイヤホンです。

  • オープンイヤー型ほどではありませんが、ステレオスピーカーが耳元に配置されているようなイメージです。
  • 位置の調整前は、オープンイヤー型のイヤホンに比較すると、全般的に迫力不足のように感じましたが、位置の調整後は それほど劣らない迫力となりました。
  • イコライザーでの調整後ですが、高音の響き・伸び的なものは、2万円台のオープンいやー型よりも よい感覚です。
  • アプリ「PeatsAudio」にて「ムービーモード」とした場合、映画・ドラマのみならず、音楽においても耳全体を包み込むようなイメージで、かつ低音が強調されます。私はどちらかと言えば、高音よりに調整することが多いのですが、この「ムービーモード」も好みです。
  • Macで使用していた、5千円台のゲーミングヘッドセットよりも、全音域において、本製品の音質が優っています。
  • 音質の良さと装着していることを忘れるほどの装用感から、極端に言えば、PCからの再生時に「PCのスピーカーから音声出力しているのでは」と勘違いするほど。
  • オープンイヤー型よりも音漏れは少ないです。ただし、音漏れでの懸念では、通勤電車内での使用には抵抗があります。
  • 音質ではありませんが、iPhoneでのAmazon Musicを聞いている際、音量を2割程度にすると、愛猫の鳴き声やテレビの音声も聞こえます。

 

まとめ

2025年5月29日現在のAmazon タイムセール価格は 5,824円。本体の質感もよく、手元にある2023年10月の販売価格 2万円台のオープンイヤー型イヤホンと比較しても、その音質は劣ることなく、高音においては本製品が優っているように思います。また、片側 5gの超軽量でコンパクトであり、イヤホンを装着することを忘れるほどの装用感です。

上記により、「VGP 2025 コスパ大賞」も納得のコスパの高さで、おすすめできるイヤホンです。以下の製品をお探しの方で かつコスパを求める場合には、特におすすめできます。

  • 眼鏡やマスクを着用しても快適なイヤホンをお探しの方
  • ランニングなどの運動をしながら、音楽を聞きたい方
  • テレワークなどにて、長時間 イヤホンを使用する方
  • 快適な装着感と音質の双方を求める方
  • 骨伝導イヤホンの振動が気になる方

 

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