通販サイトのレビューなどにて、キーボードの油脂の除去には「WHOOSH 液晶クリーナー、Screen Shine Goが効果的」とのコメントが散見されるため、購入し複数のキーボードにて試してみました。
液晶クリーナーが本来の用途であり、確かに液晶の汚れは これまで使用していた精製水などよりも よく落ちます。一方、私の目的であったキーボードの油脂については 個人の感覚にもよりますが、私が試した限りでは、効果はそれ程ではないように思います。
購入した液晶クリーナー
過去数年間、スマホやPCの液晶面、キーボードの油脂などの除去には「精製水」、あるいは「キッチン用 アルコール除菌スプレー」を使用していました。キーボードの油脂の除去にあたり、よりより製品はないものかとググってみると、「WHOOSH 液晶クリーナー Screen Shine Go」がよいとのレビューが複数あり、購入に至りました。
Amazon サイトに、製品の特徴としては以下と記載されています。「表面にこびりついた油・指紋を取り除く」がポイントですが、液晶はキーボードのキーのようにテカリに繋がるものではないため、後段の液晶の事例のように「こびりついた」汚れにも効果があります。
独自のナチュラルポリマーにより、表面にこびりついた油・指紋・病原菌を取り除く。アルコールやアンモニアなどの有害物質は⼀切使用せず。
▼リンク先はクロス 2枚入りの製品もありますが、私が購入したのはクロス 1枚の30mlです。9mlの製品も販売されていますが、30mlの場合にも容量は多いとは言えません。
ディスプレイでの効果
複数のノートPCやスマホのディスプレイを試してみましたが、そのうち 以下の写真は、2010年製のMacBook Pro 17インチです。上の写真上側の拭きムラのような部分は、「精製水」と「キッチン用 アルコール除菌スプレー」では除去できなかったのですが、下の写真のとおり、ある程度 汚れが落ちています。
その他、iPhoneやAndroid スマホの場合、こびりついた汚れがないこともあり、精製水や一般的な液晶クリーナーでの汚れ除去と大きな相違は感じず。
キーボードでの効果
キーボードのキーの油脂の除去については、ThinkPadとM1 MacBook Air、MacBook 12インチなどで試してみました。直前に付いた油脂に対しては程よく落ちます。
以下の写真は 約2年半使用しているM1 MacBook Airです。上の写真は「WHOOSH 液晶クリーナー、Screen Shine Go」の使用前、下の写真は使用後ですが、全般的に綺麗になっており、スペースキー右側の白っぽい部分の汚れが除去されているのがわかります。
一方、写真の掲載は割愛しましたが、ThinPadのテカリのあるキーボードでは、当然ながらも 効果を感じません。ただし、新品の場合には、こまめに本製品で油脂をふき取ることにより、テカリの予防にはなるように思います。
▼水を使用するために要注意となりますが、油脂ではない頑固な汚れに「激落ちくん」の使用により綺麗になった事例もあります。
▼キーへの油脂の付着が酷い場合には、以下の記事にて掲載の「つや消しクリヤ塗装」が効果的です。
マウスでの効果
こちらはテカリが生じ始めているマウスでの確認です。2つ目の写真のように、汚れは よく落ちています。
▼こちらはさらに「激落ちくん」で汚れ除去を行いました。「激落ちくん」は水に浸して絞ったうえで使用しますが、水を使用しても差し支えない箇所の汚れ落としには「激落ちくん」が効果的です。
▼こちらは「激落ちくん」での天板の汚れ落としの事例。天板の素材によっては効果のないものもありますが、概ね その効果は抜群です。
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