CPUにAMD Ryzen 5 3550Hを搭載するミニPCが、2025年6月21日現在 Amazonにてタイムセール中。メモリ 16GB、SSD 512GBのセットモデルが 22,599円で販売されています。
Zen+ アーキテクチャと数世代前のRyzenですが、GPUも含めたパフォーマンスとしては Alder Lake N100 / Twin Lake N150よりも やや優位。フル機能のUSB Type-Cを装備し、2242サイズのPCIe SSDを増設可能と、コスパ度は高いです。また、サイドのフレームはアルミ製との情報もあり、N100 / N150の筐体よりも高品質と思われます。
スペック
N100 / N150のPCと異なり、メモリはデュアルチャンネルで動作、GPUのRadeon RX Vega 8も N150のIntel UHD Graphicsより優位です。
CPU | AMD Ryzen 5 3550H、4コア8スレッド |
GPU | Radeon RX Vega 8 |
メモリ | DDR4 16GB(8GB x 2) |
ストレージ | M.2 PCIe 3.0 SSD 512GB、2242サイズのM.2 PCIe SSD 空きスロットあり |
WiFi | WiFi 5 |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB-C(映像出力対応)、USB-A 3.0 x 2、USB-A 2.0 x 2、HDMI x 2、有線LAN |
サイズ | 114x106x52.4㎜、約420g |
OS | Windows 11 Pro |
その他 |
▼Ryzen 5 3550HのPassmark スコアが公開されています。12nm プロセスと古さを感じる一方、Alder Lake N100 / N200よりも高いパフォーマンスと読み取れます。ただし、体感レスポンスとしては同水準と思われる一方、前述のシングルチャンネルでのメモリ動作と言った Alder Lake / Twin Lakeの制限はありません。
▲▼過去記事を振り返ってみると、2020年秋のMINISFORUM 初期の製品が、Ryzen 5 3550Hを搭載しています。当時の公開ベンチスコアでは、Core i7-8550U相当。N100 / N150が Core i5-8250U相当ですので、やはり N100 / N150より ちょい増し程度の性能です。

▼DDR4 メモリは2スロット。標準装備の16GBは8GB x 2の構成です。標準装備の2280サイズのM.2 PCIe SSDに加え、2242サイズのPCIe SSDを増設することもできます。
▼背面のUSB Type-Cは PD対応のフル機能です。映像出力は、HDMI x 2、USB Type-Cの3系統
▼もちろん、VESA マウントが付属し、モニター裏に設置することができます。
価格情報
「goodtico」なる、初めて見聞きしたブランドの製品ですが、Amazon レビューによるとサイドはアルミ製との記載があり、数世代前のCPUを搭載し、筐体はN100 / N150 ミニPCよりも高品質、同価格帯のコスパに優れた製品です。
▼後ほどタイムセール後の価格を確認するため、Amazonのスクショの貼り付けです。2025年6月21日現在の価格は 22,599円と、N100 / N150のミニPCのなかでも低価格帯の製品です。
▼こちらは新発売、Ryzen 5 3500Uを搭載する「GMKtec G10」。こちらもおすすめです。
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