先日紹介のXiaomi Redmi Note 10Sの対抗機種として筆頭候補となるのが「realme 8」。Note 10Sと同様に、CPUにHelio G95を搭載し、6.4インチのディスプレイはAMOLEDパネル、リアカメラの構成も同じです。Note 10Sにない特徴としては、インスクリーンの指紋認証を装備しています。
CPUにSnapdragon 720G、108百万画素のリアカメラを搭載する上位機の「realme 8 Pro」、「Redmi Note 10S」とのスペック比較とあわせて、「realme 8」の概要を記載します。
関連記事
Helio G95、AMOLEDパネル搭載の「Redmi Note 10S」のスペックと価格情報
realme 8のスペックと特徴
realme 8と同じく、CPUにHelio G95を搭載する「Xiaomi Redmi Note 10S」、上位機の「realme 8 Pro」とのスペックを比較してみました。
realme 8とRedmi Note 10Sとの比較では、リアカメラの構成も同じ、バッテリー容量も同じです。フロントカメラの画素数や、急速充電に相違もありますが、大きな相違は指紋認証。
Redmi Note 10Sのサイドの指紋認証に対して、realme 8はインスクリーンの指紋認証。私のサイドの指紋認証の使用感では、背面の指紋認証と比較しても 指の移動が大きくなり、インスクリーンがより便利。
指紋認証以外には大きな相違がなく、両者で迷っている場合には、デザインの好みと価格しだいでしょうか。ちなみに、実機を確認しないとわかりませんが、私のRedmi Note 8 Proとrealme 7 5Gに限定した範囲では、写真の画質(色合いなどの絵作り)に相違があるかもしれません(やや暗めのNote 8 Proに対して、realme 7 5Gは緑が強い)。
▼「Helio G95」のAnTuTu ベンチマーク v8のスコアは30万弱。realme 8 Proに搭載のSnapdragon 720Gも同水準のスコアです。realme 8と8 Proの価格差は約40ドルですが、大きくはリアカメラの画素数によるもの。
▼インスクリーンの指紋認証を搭載することはメリットの一つ。
▼6.4インチのディスプレイは AMOLED (有機EL)パネル。左上にパンチホールがありますが、画面占有率は90.8%と高い。
▼30Wの急速充電により、65分でフル充電が可能です。Redmi Note 10Sは「30分で54%の充電が可能」とあり、誤差の範囲で同じです。
▼こちらは realme 8 Proのカメラの機能ですが、面白いのが「Tilt-shift Mode」。私はミニカーを撮影したものと勘違いしていたのですが、車や人物・ビルなどがミニチュアのように撮影できるモードを備えています。
realme 8 / 8 Proの価格
以下の価格情報はAliExpressのものですが、AliExpressではロシア版も併売しているために注意が必要です(以下のリンク先はグローバル版)。realme 8 / 8 Proの価格差は約40ドルですが、CPUのベンチマークスコアとレスポンスに差はないため、大きな相違はリアカメラの画素数。64百万画素のrealme 8に対して、realme 8 Proは108百万画素。通常の場合には「realme 8がおすすめ」となるのですが、realme 8 Proのミニチュア的に撮影する機能「Tilt-shift Mode」にも惹かれます。
▼5月15日時点のAliExpressでの価格情報
コメント