エントリークラスからハイエンドまで、多くのミニPCを展開する「GMKtec」ですが、ハイエンドの「K10」および「K8 Plus」、ミドルレンジの「M6」が 最大30%オフのクーポンセールを行っています（6/26まで）。
いづれもおすすめの製品ですが、Core i9-13900HKを搭載する「K10」は67,820円、Ryzen 5 6600Hを搭載する「M6」が 40,516円など、他社製品比較・同社のこれまでのセールと比較しても最安水準です。
K10、Core i9-13900HK、67,820円
インテル 第13世代 モバイル向けCPUとしてはハイエンドのCore i9-13900HKを搭載する「GMKtec K10」。メモリ 16GB（8GB x 2）となりますが、SSD 1TBを搭載し、30%オフクーポン利用後 67,820円での販売。間違いなく、Core i9-13900HKを搭載するPCとしては最安です（メモリ 16GBであることもも踏まえてです）。
Core i9-13900HKは14コア 20スレッドとなり、私は下位のCore i9-13900Hを搭載するミニPC（レビュー記事はこちら）を所有していますが、そのベンチマークスコアは強烈。Core i9-13900Hにおいても、普段使いではM4 Mac miniや、Core i7-14700を搭載するデスクトップPCと同様に キビキビと動作します。
ThinkCentre M75q Tiny Gen 5(AMD) 実機レビュー、Ryzen 7 PRO 8700GEを搭載しパワフル かつ静音な、超小型デスクトップPC
▲▼サイズは178 x 189 x 39mmと、上の記事にて実機レビューの「ThinkCentre M75q Tiny Gen 5(AMD)」とほぼ同サイズ、絶妙なサイズ感です。また、ハイエンドのCPUですので、一般的なサイズのミニPCでは冷却対応に懸念がありますが、本製品のサイズでは冷却対応（スペース的なもの）にも余裕があります。
▲画像のWiFi アンテナが付属しています。映像出力は、HDMI x 2、DisplayPort、USB Type-Cの4系統。
▼PCIe SSD スロットを3つ装備していることも特徴の一つです。
▼詳細情報の記事はこちら。
GMKtec K10、Core i9-13900HKを搭載するミニPC、スペックのまとめ。ThinkCentre Mシリーズ Tinyとほぼ同サイズ、M.2 SSDを3基 搭載可能
▼楽天市場での販売情報です。
▼メモリ 32GB / SSD 1TB モデルは、Amazonが安価です。6月21日現在のセール価格は 77,097円。ただし、セール期間は6月22日 23時59分までです。
K8 Plus、Ryzen7 8845HS、79,000円～
詳細情報の記事を未投稿でしたが、Ryzen 7 8845HS / DDR5-5600 メモリ 32GB（16GB x 2）/ 1TB SSDを搭載する「GMKtec K8 Plus」もクーポンセール対象、79,000円～の販売です。
Zen 4 アーキテクチャ Ryzen 7 8845HSによるキビキビ動作はもちろんのこと、USB4を2ポート、OCulink ポートを搭載の拡張性の高さも大きなメリットです。また、統合型GPUは12コアの Radeon 780Mですので、軽めのゲームを楽しむことができます。
▼前面にUSB4よりも速い転送速度のOCulink ポートを搭載しています。別途用意のグラボ・電源・ドッキングステーション・OCulink ケーブルにより、外付けグラボを接続することができます。
私は他社のミニPCとドッキングステーションにて、OCulink 経由の外付けグラボを使用していますが、ミニPCの電源オンオフと外付けグラボ（ドッキングステーション）が連動する利便性に加え、長期運用においても安定動作しています。
▼前面のOCullinkポートのほか、USB4を前面・背面の双方に装備しています。映像出力は、HDMI / DisplayPort、USB4 x 2ポートの4系統。
▼楽天市場での販売情報です。
M6、Ryzen 5 6600H、40,516円
CPUにRyzen 5 6600Hを搭載する「GMKtec M6」もクーポンセール対象です。楽天市場の販売情報では「売り尽くし」の表示があり、メモリ 16GB / SSD 512GBのセットモデルの販売価格はなんと 40,516円。このクラスとしては破格です。
CPUのRyzen 5 6600Hは Zen3+の6コア 12スレッドであり、上記の2製品との比較では、ベンチマークスコアは劣りますが、それでも普段使いとしては十分。CINEBENCH R23のシングルコアのスコアは、人気のデスクトップ向けのRyzen 7 5700Xと同水準です。少なくとも同価格帯で販売事例の多い、Ryzen 7 5700Uと比較すると、体感できるレスポンスの相違があります。
▼楽天サイトに掲載のCINEBENCH R23のスコアです。上記で引用のRyzen 7 5700Xの実機で計測のベンチスコアは、こちらの記事にて掲載しています。以下のRyzen 5 6600Hのシングルコアのスコアは、実態より低く出ているように思います。
▼クーポン適用後は低価格な製品ですが、SSDとDDR5 メモリの冷却用にシステムファンを備えています。なお、SSDはPCIe 4.0ではなく PCIe 3.0です。
▼詳細情報の記事はこちら。
GMKtec M6、Ryzen 5 6600Hを搭載 ミニPC スペックのまとめ、44,800円のセール情報
▼楽天市場での販売情報です。
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