2019年2月にリリースされたPIPO W11。11.6インチにGemini Lake N4100を搭載する安価な2 in 1として注目しているのですが、私が気になっていたのは今後 正式リリースとなるChuwi UBookとの類似性。双方とも軽量化を図るため、U型のキックスタンドを備えていることが特徴。
この類似性を再確認すべく、両機のスペックとデザインを比べてみると「製造元は同じ」と判断します。Chuwi UBookはKickstarterのクラウドファンディングで多くの出資を集めている機種だけに、同じ製造元である場合にはPIPO W11の注目度は一層高まります。
今回は、このPIPO W11とChuwi UBookの類似性・製造元が同じと思えるポイントを整理してみました。
関連記事
PIPO W11,Gemini Lake N4100搭載の11.6型 2 in 1がキーボード・ペン付きで268.99ドルで登場
Chuwi UBook、Core M3 U型キックスタンドの11.6型 2 in 1がリリース予定。1TB SSD搭載版もあり
スペックからみる類似性
キーボード・スタイラスペン付で200ドル台半ばのPIPO W11と、キーボード・スタイラスペン別売りで300ドル台半ばのChuwi UBookは価格差が約100ドルあるため、CPU・メモリ・ストレージの基本スペックはChuwi UBookが優位。特に、PIPO W11はストレージが64GB eMMC固定であることが悔やまれます。
上表ではディスプレイ以外の同一となる仕様に黄色網掛けしていますが、ポート類・サイズは全く同じ。さらには時期を同じくして、特徴となるU型のキックスタンドであることも同じです。
ポート類が同じであることは珍しくはないのですが、サイズも同じ、さらには後段のとおりポート類の配置も同じであるため、同一製造元で間違いなしとみています。
▼中国製のパソコン・タブレットの場合は、以下の事例のとおり異なるブランドから同一製造元の製品が販売されることは多々あるため、PIPO W11とChuwi UBookが同じ製造元でも珍しいことではありません。
デザインからみる類似性
続いてデザインの類似性について記載します。
▲▼PIPO W11(上)とChuwi UBookのポート類は左右サイドともに全く同じです。また、画像ではわかりにくいですが、背面カメラの形状も同じ。
▲▼U型のキックスタンドの形状も同じですね。特にサイドの窪みの部分が同じ形状のため、同一製造元であることは間違いなしでしょう。
まとめ
11.6インチの2 in 1 Windows 10 2 in 1であるPIPO W11とChuwi UBook。CPU・メモリ・ストレージの基本スペックは異なるものの、サイズ・ポート類の配置・U型キックスペックの形状が同じことから、両機は同一製造元とみて間違いなし。
Kickstarterのクラウドファンディングで人気のChuwi UBookとPIPO W11が同じ製造元となると、ますますPIPO W11の魅力が高まります。PIPOの知名度はChuwiより劣るために、W11の今後の売れ行き・人気度は、PIPOと通販サイトの販売戦略(通販サイトでの露出度)しだいでしょう。
▼ GearBestでは、クーポン「PIPOW11ML」の利用により248.99ドル。ただし、10個限定とごくわずか、3/31まで。248.99ドルでの販売が売り切れの場合には、同クーポンの利用で278.99ドル、200個限定、3/13まで。
▼ Geekbuyingでの価格情報。通常のセール価格 278.99ドルのところ、クーポン「PFUNJLPC」の利用により 268.99ドルとなります。
▼関連記事
コメント