AliExpressにて、CPU(SoC)にUNISOC T606を搭載する10.36インチタブレット「OSCAL Pad 15」の発売です。UNISOC T606はややエントリー寄りとなりますが、メモリ 8GB + 拡張 8GB、UFS 2.1 256GB ストレージ、8280mAhのバッテリーは33Wの急速充電に対応、Widevine L1をサポートと、その他は上位機並みです。
最大の特徴は、上記の構成にて AliExpressでの発売セール 当初200個の価格は 119.99ドルと安価なこと。
引用元・販売元
OSCAL Pad 15のスペック
AliExpressの新発売セール価格 119.99ドル(当初200個)と安価ながらも、普段使いでは遅さを感じない UNISOC T606に、物理メモリ 8GB、eMMCより高速はUFS 2.1の256GB ストレージと、上位機並みの基本スペックです。さらに、ワンランク上位の製品でも、18Wの急速充電の製品が多いなか、本製品は33Wの急速充電に対応しています。
CPU | UNISOC T606 、8コア、2 x A75 1.6GHz + 6 x A55 1.6GHz |
メモリ | LPDDR4X 8GB + 8GB 拡張機能 |
ストレージ | 256GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 10.36インチ、解像度 2000 x 1200、In-cell |
リアカメラ | 13百万画素 |
フロントカメラ | 16百万画素 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 対応 |
SIM | Dual Nano SIM、4G: FDD:B1/3/7/8/20 TDD:B40 |
バッテリー | 8280mAh 33W 急速充電に対応 |
サイズ | 246.5 x 156.3 x 7.6mm、449g |
OS | DokeOS P3.0、Android 13ベース |
その他 | GPS搭載、Widevine L1 サポート、Dual Box スピーカー、顔認証搭載 |
▼AliExpressの製品紹介では「従来機より機能アップ」と多く記載されています。従来機は以下の「OSCAL Pad 13」となり、CPUは同じであるものの、カメラの画素数や33Wの急速充電などの機能が向上しています。
Oscal Pad 13、 8GB RAM・256GB ROMは高速なUMCP、435gと軽量な10型タブが151.99ドルで発売。Widevine L1、急速充電にも対応
▼UNISOC T606のベンチマークスコアと体感レスポンスは、以下の記事を参照ください。AnTuTu ベンチ v10のスコアは24万~27万ほどですが、Web サイトのブラウジングや動画視聴、買い物・SNSのアプリなどでは、遅さを感じることなく動作します。
OSCAL Pad 10 実機レビュー、UNISOC T606 / RAM 8GB / UFS 128GBにより普段使いでは十分なレスポンス
Alldocube iPlay 50 Mini 実機レビュー、90ドル未満にして AnTuTu スコアは約24万、Widevine L1対応のFHD、鮮やか液晶の8.4型タブレット
Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた
▲▼hulu、Amazon プライムビデオなどで高画質(HD画質)再生可能な「Widevine L1」に対応していますが、Netflixには未対応です。Netflixに対応しているタブレットは探すのが難しいほどです。
▼このクラス、ワンクラス上のタブレットでは 5百万画素 もしくは8百万画素のフロントカメラを搭載することが多いのですが、本製品はリアカメラ(13百万画素)より高画素な16百万画素のフロントカメラです。
▼背面はグリーンとグレイの2色展開。製品紹介に背面の素材の記載はありませんが、価格を考慮すると樹脂製でしょうか。
価格情報
日本時間の9月18日 午後4時から AliExpressにて新発売セールの開催となります。当初200個限定となりますが、新発売セール価格は 119.99ドル。円安のため日本円換算では約18,400円(9/17のAliExpressレート)となりますが、33W 急速充電に対応、メモリ 8GB、UFS 2.1 256GBストレージを考慮すると、日本円換算でも割高感はありません。
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