One Mix 3、GPD Pocket 2 Max、さらには Falcon 2にChuwi Minibookと、8インチのUMPCが一斉に発表されましたが、One Mix 3が海外通販サイトにてプレセールとなっています。シルバーのボディの写真も明らかになっていますので、その画像も含めあらためて One Mix 3の紹介です。
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One Mix 3のスペック
先の記事「GPD Pocket 2 Max,One Mix 3,Falcon,Minibook、8インチ級 Win 10 PCのスペック比較」で掲載の、One Mix 3 / GPD Pocket 2 Max / Falcon 2 / Chuwi Minibookのスペック比較です。
下表ではFalconとしていますが、One Mix 3 / GPD Pocket 2 Maxと同じく Core m3-8100Yを搭載するFalcon 2を発表しています(「Falcon 2、8型UMPCがCore m3 8100Yにスペックアップしリリース予定。GPD Pocket 2 Max、One Mix 3に対抗」)。
CPU、メモリ、ストレージの基本スペックは、One Mix 3 / GPD Pocket 2 Maxともに同じですが、One Mix 3が優位な点は、ディスプレイに360度回転機構を備えていること。
一方の、GPD Pocket 2 Maxは、やや大きな8.9インチのディスプレイとなり、さらにタッチパッドを備えています。
いづれも、初代のGPD Pocket / One Mixから継続して、キーボードの一部のキーが変則的な配置であるだけに、そのタイピング感が気になるところ。7インチのOne Mix 2S 実機の使用感では、快適なタイピングとは言い難いものでしたが、8インチ超となったことで、変則的なキー配置ながらも少なからず改善していることでしょう。
▼こちらはOne Mix 2Sの外観レビュー。
One Mix 3の外観・機能
2019年5月15日時点に明らかにされている画像から、その外観・機能をみていきます。
▼変則的なキー配置というのは、左と右のキー配置。「Caps Lock」や「:;」などの使用頻度の高くないキー、そしてポインティングデバイス周りですが、8.4インチとなれば通常のキーレイアウトでもよかったのでは、とも思います。
▲One Mix 2Sまではブラックのキーボードでしたが、シルバーのキーに白の印字に変更となっています。印字の視認性が気になるのですが、画像を見る限り、また、バックライトがあることから大丈夫でしょう。
▼One Mix 3とGPD Pocket 2 Maxの大きな特徴は、Core m3-8100YとPCIe SSDによるスペックの高さ。特に、PCIe SSDは大きなメリット。
▼YOGAスタイルの360度回転機構は、One Mix 初代から継続。One Mix 2Sと同様にディスプレイの鮮やかさにも期待。
▼筆圧 4096レベルのスタイラスペンにも対応。
▼モバイルバッテリーからの充電も可能です。
なお、天板にOne Mix 2Sまではなかったロゴがあります。ここは従来どおり、ロゴなしがよかったと思われます。
▼ポート類は右サイドに集中しているのも従来どおりですが、USB 3.0が左サイドにもう一つあると、より利便性が高まったのですが。
まとめ、価格情報
7インチのOne Mix 2をそのまま大きくした One Mix 3。One Mix 2Sまでの質感の高さとUMPCとしては異例なハイスペックを継続しているため、注目製品であることには間違いありません。
One Mix 初代、2 / 2Sと快適とは言えなかったキーボードが、8.4インチとなりどれほど使い勝手が向上しているかが大きなポイント。大型化しているためにタイピング感が向上していることは疑いなしとは思いますが、8インチクラスでも快適にタイピングできる、iPad miniのキーボードと比較した場合の打鍵感が個人的には気になります。
GearBestでの2019年5月16日時点のプレセール価格は759.99ドル(クーポン利用で749.99ドル。出荷は6月早々)。7インチのOne Mix 2Sとの価格差は約90ドルですが、8.4インチとなり実用性が増したことを考慮すると妥当な価格でしょう。
▼GearBestではクーポン「GBNBONEMIX3」の利用による749.99ドルとなります。 100個限定、6月30日まで。
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