8インチタブレットのChuwi Hi 8を購入してからというもの、すっかり出番のなくなったNexus 7 (2012)です。参考までに「じゃんぱら」サイトにて買取価格を確認してみると、上限は4,000円也。
もとが安いので仕方がないのですが、4,000円ほどなら手元に置いておき、オモチャとして使用したほうがよいよね、との判断です。これを受け、一度は常用から引退したNexus 7 (2012) ですが、今後 何回かに分けて Nexus 7を再利用すべく検証していきます。
第1回目は、使用するに堪えがたい「Google Chrome」を諦め、「UC Browser」を導入してみましたので、その使用感のレポートです。
Nexus 7 (2012) におけるChrome使用の課題
メモリを大量に消費するChromeですが、Nexus 7 (2012)は、今となっては非力なCPUを搭載するうえ、メモリが1GBと少ないこともあり、常にカクカク状態です。
また、スマホサイトの参照ができず、パソコンサイトを開いてしまうため、例えば当ブログを表示しようにも、開く前に諦めて閉じてしまう状況です。
これでは、Nexus 7 (2012)の利用範囲が限定されてしまいます。このため、私のメインスマホであるHuwei honor 6 Plusでも時々利用していおり、動作が軽快なUC BrowserをChromeの代替として導入してみました。
UC Browserは、非力なNexus 7 (2012)でも軽快だった
UC Browserには以下の3種類がありますが、通常版とHDを試してみて、より軽快だったのは通常版です。
- 通常版
- HD。Google Playの説明書きによると、タブレット向けと思われます。
- Mini。ファイル容量は1.4MBのかなりの軽量版です。
UC Browserの簡易レビュー
Huwei honor 6 Plusでの使用ほど快適ではないものの、Nexus 7 (2012)においても、Chromeとは比較にならないほど快適です。サイトを表示する際にも、やや大げさに表現すると、「3G回線とLTE」「シングルコアとクアッドコア」ほどの体感差はあります。具体的なメリットは以下のとおりです。
- 全体設定のなかで、モバイルサイト・パソコンサイトの切り替えができ、実際に切り替えたとおりに動作しています。スピード重視のモバイルサイトの表示ができるため快適です。
- アドセンスを利用していながら言及するのも妙なのですが、広告をブロックすることができます。広告をブロックするとかなり快適です。
難点としては、デフォルトの検索エンジンがYahooであり、Googleへの切り替えができないこと。そして、Chromeからブックマークのインポートができず、ブックマークを再構築する必要があることです。それを差し引いてもこの快適さのメリットのほうが大きいです。
▼Nexus 7・UC Browserにて、Chromeではできなかった当ブログ(旧)のスマホサイトを表示。
▼広告ブロックの設定画面。広告をブロックすると快速です。
まとめ
スマホでのUC Browserの快適さは検証済でしたが、タブレットも同様に快適です。Google Chromeが重たいと感じたら、UC Browserへの切り替え、または併用をオススメします。これは、Nexus 7のみならず、他のスマホ・タブレットも同様にオススメです。
ただし、検索エンジンがYahooであること、Chromeとのブックマークの連携ができないデメリットもあります。
このため、私のスマホでの使用状況は、Wifi利用によりLTE通信量・速度を重視しない自宅ではChromeを使用し、通勤時間などの僅かな時間でサイトを参照したい場合には、UC Browserの広告ブロック設定にて使用しています。
コメント
UCブラウザーは中国の方に暗号化なしでデータを送っています。
(端末情報、現在地、検索ワードなど)
できればfirefoxなどの方がいいかと思います。
情報ありがとうございます。Nexus 7とUC ブラウザーはしばらく使用していないのですが、暗号化なしでデータを送っているとは恐ろしいですね。
今度、Firefoxをエントリークラスのタブレットで試してみます。