ジャンクなWindows 中古ノートPCを購入することの多い私ですが、最近 注目しているのが「NEC VersaPro VH」。12.5インチ、約921g(VH-3の場合)の軽量ノートです。先日、13.3インチの軽量ノート「富士通 LIFEBOOK U937/R」を購入したばかりですが、VersaPro VHの場合、軽量であることに加え、上と左右のベゼル幅が狭く(スリムベゼル)、ファンレス(モデルにより異なるかも)であること、液晶やキーボードなどのパーツを入手しやすいことが惹かれている理由です。
今回は私の参考用の趣きとなりますが、「NEC VersaPro VH」のスペックを今更ながらに確認してみました。なお、個人向けのモデルとしては「LAVIE Direct NM(Note Mobie) 2018年モデル」が該当します。
引用元
NEC VersaPro(法人向け)、2018年7月 カタログ PDF
NEC VersaPro VHのスペック
法人向けとなる VersaPro VH(現在は終売)は年式に応じて複数のモデルが存在しますが、以下は上の公式サイトから引用の2018年7月に発売のVH-3のスペックです。
CPU | 中古の主流は Core i5-7Y54 |
GPU | インテル HD グラフィックス 615 |
メモリ | オンボード 4GB / 8GB |
ストレージ | 128GB SSDが主流 |
ディスプレイ | 12.5インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
Web カメラ | ディスプレイ下にあり |
WiFi | デュアルバンド対応 |
Bluetooth | 未確認 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、HDMI、有線LAN |
サイズ | 289 × 197.5 ×17 mm、約921g |
OS | 2018年7月の発売当時のデフォルトは Windows 10 Pro |
その他 | ステレオスピーカー、ファンレス |
スペックの補足は以下です。
- VH-3の場合、CPUは インテル 第7世代 Core i5-7Y54 / Core m3-7Y30 / Celeron 3965Y がありますが、中古の主流は Core i5-7Y54。
- 私のCore i5-7Y54と同水準のPCの使用感では、速くはないものの Web サイトの閲覧や記事編集、データ量が極端に多くないExcelでは十分に実用的。
- メモリはオンボードですが、中古で流通している製品は8GB版が多い。
- 約921gと軽量、ファンレスであることは大きな魅力。
- 17mmの薄型ボディに格納型の有線LANを標準搭載。ポート類は背面に集中。
- 耐150kgfクラスの頑強設計。
▼賛否両論ありそうですが、ポート類は背面に集中しています。DCコネクタは、Lenovo ThinkPad X1 Carbon 2016 / ThinkPad T550 / VersaPro VG-N VK22TGあたりと共用できそうです。
▼2018年7月の発売当時の価格は税別 212,000円から。
交換パーツ類
VersaProでは 以下の13.3インチにして約779gの「VG-N(VK22TG)」を所有していますが、個体差によるものか 液晶が暗い・視野角が狭いことがマイナスポイント。液晶を交換したいのですが、交換用の液晶は流通していません。この点において、VersaPro VHは交換パーツが比較的豊富であることもポイントの一つ。
▼こちらは交換用液晶の事例。キーボードも販売されています。バッテリーは型番未確認でもあり、販売状況を確認できていません。
中古の相場感
2022年7月24日現在の楽天市場・Yahoo! ショッピング・Amazonの相場感としては、Windows プレインストールの良品が22,000円から、概ね 3万円台と安くはありません。私としては、ヤフオクでのBIOS起動のみ確認済、バッテリーのヘタリを覚悟のうえですが、1万円前後の半ジャンクな中古狙いです。
ちなみに、同価格帯(VersaPro VHよりやや安価)の12.5インチでは、タッチパネル・Yoga スタイルの「富士通 LIFEBOOK P727」がありますが、こちらはボディの程度のよくない製品が散見されます。
▼ボディの構成は大きく変わりませんが、第11世代のCore i3-1110G4 / Core i5-1130G7を搭載の 2021 春モデルはこちら。
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