CPUにCore i3 1005G1を搭載し、16GBのメモリ、標準モデルではNVMe SSDを装備するミニPC「MINISFORUM X35G」が、Banggoodにてクーポン利用により20ドルオフの409ドル(SSD 256GB)で販売されています。アルミ製のボディは質感高く、CPUファンの音量が静かなことも特徴とし、在宅勤務の利用においても、集中して業務を行うことができます。
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MINISFORUM X35G 実機レビュー、Core i3-1005G1に高品質ボディと静音性で人気となる予感
MINISFORUM X35Gのスペック
X35Gのスペックは以下となります。縦・横の長さは一般的なミニPCのサイズですが、厚みが約4cmと薄いことも特徴(この薄さにより、SSDの増設は多少行いづらい)。
CPU | Core i3 1005G1、2コア4スレッド、最大 3.4 GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 3200MHz 16GB |
ストレージ | M.2 2280 NVME SSD (PCIe 3.0 4X)、M.2 2280 SATA SSD および 2.5インチ SATA SSDを増設可能 |
WiFi | WIFI6 AX200 |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB 3.1 × 2 ,USB 2.0 × 2 ,USB-C(フル機能)、有線LAN x 2、HDMI、Display Port |
サイズ | 136.5 × 121.5 × 40.5mm 、500g |
OS | Windows 10 Pro |
上の記事にて実機レビューしていますが、ポイントを以下のとおり記載します。
- 2コア4スレッドのCPUとなり、上位の4コア8スレッドのCPUと比較すると、ゲームや動画編集のレスポンスでは劣りますが、オフィスソフトなどでは快適。CPUベンチマークは、概ね第8世代のCore i7-8565U相当。
- オンボードのメモリ 16GB、高速なNVMe対応のPCIe SSDを標準装備(Amazonで販売のモデルはHDD、あるいはSATA SSD)のため、Windowsやアプリの起動や終了、大量データやファイルの並び替えやインストールも快適。
- Mac miniに似た感もあるボディはアルミ製で放熱効果も高く、CPUファンの音量は負荷をかけた場合にも静か。
- 2.5インチ HDD / SSD、2280サイズのSATA M.2 SSDの増設も可能ですが、マザーボードを取り出す必要があり、一般的なミニPCと比較すると、多少の労度を要します。
▲こちらの画像では、簡単にSSDを増設できるようにも見えますが、マザーボードを取り出したうえで対応する必要があります。詳細は以下の記事を参照。
実機の外観
上記のレビュー記事から、実機の写真を数枚掲載します。
▼前面のポート類は左から、マイク、電源ボタン、USB Type-C、USB 3.0 × 2、リセットボタン。マイクも機能するため、映像なしのオンライン会議では機器を接続することなく、そのまま利用できます。
▼反対面のポート類は左から、USB 2.0 x 2、有線LAN x 2、HDMI、Display Port、盗難防止ロックに電源。
▼アルミ製のシックな外観で、オフィスでの使用においても違和感ありません。ロゴも丁寧な造りです。
▼底板を外した状態。小さなCPUファンですが、小さなファンにありがちな高い音質での喧しさもなく、かなり静かな音量であり、使用中もファン音量が気になることはありません。
▼2.5インチ SSDと、2280サイズのSATA M.2 SSDを増設した状態。上の画像の反対側への取付となるため、前述のとおり マザーボードを取り出す必要があります。
クーポン価格
2020年12月17日時点のBanggoodの製品紹介ページにて、さりげなく以下のクーポン情報の掲載があります。
▼以下の画像は NVMe SSD 256GB版。429ドルとありますが、上のクーポンの利用により 409ドルとなります。Amazonでも販売されていいますが、Amazonのモデルは割高であるうえに、HDDあるいはSATA SSDとなっています。ただし、2021年2月28日に入荷予定となっている約4万円のAmazon モデル (SATA SSD)は気になる存在です。
▼こちらは MINISFORUM 公式サイトの販売情報。429.99ドルとありますが、上の赤の部分にクーポン情報があり、20ドルオフの409.99ドルとなります。
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