MINISFORUMより、CPUにTwin Lake N150を搭載するミニPC「MINISFORUM UN150P」がリリースされました。同CPUを搭載するミニPCは、他ブランドからも続々と販売されていますが、本製品は映像出力に対応するUSB Type-C ポートを備えていることが特徴となります。
MINISFORUM UN150Pのスペック
以下の記事にて、Alder Lake N100を搭載する「MINISFORUM UN100P」を紹介していますが、筐体のサイズ・ポート類も含めて、CPU以外は同仕様です。なお、筐体の色はUN100Pのブラックに対して、UN150Pはシルバーです。
MINISFORUM UN100P、Alder Lake N100搭載のミニPCが販売開始。公式ストアの価格は 27,190円
CPU | Twin Lake N150、4コア 4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | DDR4 3200MHz 16GB、シングルスロット |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 3.0 256GB or 512GB SSD、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | WIFI 6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C(映像出力対応)、USB-A 3.2 Gen 1 x 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 2、HDMI x 2、2.5G 有線LAN |
サイズ | 127.5 × 112.4 × 40mm |
OS | Windows 11 Home |
▲▼Amazon サイトにGeekbench 5のスコアが公開されています。正直ベースで、N100と同水準としていることに好感を持っています。なお、N100のミニPCは以下の記事などで実機レビューしていますが、在宅勤務でのオフィスソフトなどの普段使いでは、遅さを感じることなく動作します。
SkyBarium T-BOX Pro、N100 ミニPC 実機レビュー。73mm幅の超小型、Alt モード USB-Cを装備、コンパクトさ、機能ともにおすすめ
▼メモリはスロット形式(1スロット)。最近のミニPCの傾向として、M.2 SSDを2台搭載できる製品も増えてきましたが、本製品は標準装備のPCIe 3.0 SSDのほか、2.5インチ HDD / SSDを増設できます。なお、SSDにヒートシンクはありませんが、PCIe 3.0 SSDでは 発熱にそれほど気を遣う必要はありません。
▼映像出力はHDMI x 2とUSB Type-Cの3系統。N100 / N150 ミニPCでは、USB Type-Cの映像出力に対応した製品が多くないため、本製品のメリットとなります。なお、他のエントリーミニPCと同様に、筐体の素材は樹脂です。
価格情報
2025年3月15日現在の価格は、メモリ 16GB / SSD 512GBのセットモデルの場合、Amazonが 31,574円、公式ストアが31,590円とほぼ同価格です。
USB Type-Cを未搭載の割安な事例としては、こちらのAmazonのGMKtec G3 Plusがありますが、映像出力に対応するN150 ミニPCをお探しの場合には候補となる製品です。
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