Amazon プライムデーセールにて、MINISFORUMのミニPCの多くがセール対象となっています。そこで今回は、実機レビューした製品をメインに、おすすめの5つの製品をピックアップしてみました。
BD795i SE Mini-ITX マザーボード
私が現在、Windowsではメインで利用しているPCが(MacではM4 Mac miniを使用)、こちらの「BD795i SE Mini-ITX マザーボード」です。
CPUをビルトインしたマザーボードであるため、別途 メモリ・SSD・ケース・電源など、自作PCに準じたパーツが必要ですが、16コア 32スレッドのAMD Ryzen 9 7945HXのパワーは強烈。CINEBENCH R23のマルチコアのスコアは 33,000超えと、ハイエンドのデスクトップ向けのCPUのスコアを凌駕します。ただし、統合型GPUのRadeon 610Mは非力のため、別途 グラボの利用をおすすめします。
▲▼上の写真は、ケースに組み込んだ全体像です。実機レビュー記事はこちら。

▼ベアボーンのAmazon プライムデーセール 価格は 63,192円
▼こちらのベアボーンは倍ほどの価格となりますが、さらに強烈な AMD Ryzen 9 9955HXを搭載する ミニワークステーション「MS-A2」。プライムデーセールの対象になっています。

UM890 Pro
AMD Ryzen 9 8945HS、メモリ 64GB、SSD 1TBを搭載する「UM890 Pro」が、プライムデーセールにて 119,983円での販売です。
8コア16スレッドのCPUであり、CPUのベンチマークスコアとしては(特にマルチコア)、上の「BD795i SE Mini-ITX マザーボード」よりも低いですが、USB4を2ポート、OCulink ポートを搭載(付属のアダプターによる取付)し、静音性とあわせて、ミニPCとしての完成度は高いです。
もちろん、冷却対応も万全であり、CPUファンのほか、同社の他のハイエンド寄りの製品と同様、メモリとSSDの冷却用のファンを備えています。
▼実機レビュー記事はこちら。

AI X1 Pro
実機レビューした製品ではありませんが、 Ryzen AI 9 HX370を搭載し、世界初 Copilot+ PC 認証 AI ミニPC」とする、「AI X1 Pro」もセール対象となっており、メモリ 32GB / SSD 1TBのモデルが 142,113円での販売です(公式ストアの発売セール時よりも、7,000円ほど安価)。
従来モデルのMac miniに近いサイズとデザインに、USB4を2ポート、外付けグラボを搭載可能なOCulink ポートを装備し、さらには電源をビルトイン、M.2 SSDを3基搭載することができます。
▼以下の画像のとおり、2280サイズのM.2 SSDを3基搭載可能です。電源をビルトインするために、右の電源を取り付けると内部のスペースが狭いのですが、電源ファンなど よくできた構造です。
▼製品の詳細記事と販売情報はこちら。

UM760 Slim
お手頃感で選ぶなら、こちらの「UM760 Slim」。CPUにRyzen 5 7640HSを搭載し、メモリ 16GB、SSD 1TBを搭載のモデルが 55,184円での販売です。
5万円台ながらも、動画視聴、在宅勤務での作業、Web サイトのブラウジングなどでは、上記のハイスペックのPCと遜色なく キビキビと動作します。
また、システムファンなどの内部の構成も、「UM890 Pro」などの上位機と変わりません。ただし、OCulink ポートを未搭載であり、外付けグラボの接続の際には USB4を利用することになります。
▼実機レビュー記事はこちら。

DEG1、OCulink ドッキングステーション
OCulink ポートを装備するミニPCにおいて、あわせての購入をおすすめするのが、同社のドッキングステーション「DEG1」です。別途、電源とグラボを用意する必要がありますが、ケーブル1本でミニPCのOCulink ポートに接続し、ミニPCの電源のオンオフにより、ドッキングステーション・グラボの電源が連動します。
上の写真は「UM890 Pro」と接続している様子ですが、上記の電源連動が便利なうえに安定動作しています。また、以下の拡大写真のとおり、アルミ製の筐体と電源ボタンにいたるまで、質感はかなり高いです。
▼実機レビュー記事はこちら。

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