MINISFORUMより、CPUにインテル 第12世代 モバイル向けのハイエンドなCPU「Core i9-12900H」を搭載するミニPC「Neptune NAD9」がリリースされました。
ハイエンドなCPUにあわせて、SSDは高速なPCIe 4.0に対応し、さらに 2.5インチ HDD / SSDを2基搭載することができ、映像出力は4系統(HDMI x 2、USB Type-C x 2)となっています。
なお、「Neptune」は同社の新シリーズとなり、180 × 208 × 67mmとミニPCとしては やや大柄なアルミ製ボディに、大きなヒートシンクとCPUファンを搭載しています。
引用元、販売元
Neptune NAD9のスペック
公式ストアでは、メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンも販売されていますが、以下はセットモデルの仕様です。なお、2022年11月25日現在では 1月中旬の出荷予定となっています。
CPU | Core i9-12900H、14コア 20スレッド、最大 5.0GHz |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4 16GB / 32GB / 64GB、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 512GB / 1TB PCIe 4.0 SSD、2.5インチ SSD / HDDを2基 増設可能 |
WiFi | M.2 2230 カードによる提供 |
Bluetooth | M.2 2230 カードによる提供 |
ポート類 | HDMI x 2、USB Type-C x 3(DP Only、Alt DP / データ、データ専用)、USB 3.2 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN |
サイズ | 180 × 208 × 67mm |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | アルミ製ボディ |
CPU
▲▼最近の同社のミニPCでは、上記のAMD Ryzen 9 6900HXを搭載する「UM690」に注目が集まっています。以下の公式ストアの情報では、Core i9-12900HはRyzen 9 6900HXよりも高いパフォーマンス。Geekbench 5のシングルコアのスコアは 2,000前後となり、スコア 1,700前後のCore i7-1260PやM1 Macを凌駕します。
メモリ、SSD、内部の構成
メモリは2スロット・デュアルチャネルに対応・最大 64GB 、ストレージは高速なPCIe 4.0対応のM.2 ポートに、SATA 2.5インチ HDD / SSDを並列で2基搭載することができます。
▼Core i9-12900Hに対応すべく、大きなCPUファンとヒートシンク、ヒートパイプで構成されています。下の画像の中央やや右にて メモリにヒートシンクが備わっていることも確認できます。
▲▼アルミ製ボディは天板・底板(ゴム足がないことから、縦置き前提の両サイド)ともに、大きなパンチング板が貼られています。
ポート類
180 × 208 × 67mmの、ミニPCとしては大柄なボディでもあり、ポート類は一般的なミニPCよりも多くなっています。映像出力は 4K@60Hz x 4(HDMI x 2、USB Type-C DP、USB Type-C Alt)、MIC IN ジャックも備えています。
価格情報
上の画像にて、大きな面積のパンチング板のほか、多くの通風孔を備えていることがわかります。縦置きを前提とする製品ですが、公式ストアの「パッケージ内容」には「取り付けブラケット」と明記があり、縦置きスタンドも付属しているようです。
2022年11月25日時点では予約販売中・出荷予定は1月中旬となります。11月25日時点の価格は、メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンは 81,440円、最大構成のメモリ 64GB / 1TB SSD / Windows 11 Proのセット価格は 127,000円となっています。
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