ミドルレンジからハイエンドのミニPCを多く展開する「MINISFORUM」より、15.6インチのポータブルモニター「MSS-A156」がリリースされました。
2.5K 解像度に 100% DCI-P3の広色域、タッチパネルに 144Hzのリフレッシュレートに対応、アルミ製の筐体と、バランスのよい構成です。2024年4月8日現在の公式ストアの価格は、税込 29,980円。4月12日より出荷開始となります。
引用元・販売元
MINISFORUM MSS-A156 ポータブル モニター、公式ストア
MSS-A156 ポータブル モニターのスペック
Amazonなどの国内通販で販売の 15.6インチモニターは、FHD(1920 x 1080)パネルが多いなか、WQHD(2560 x 1440)であることが 特徴の一つです。15.6インチでFHDの場合、文字などに粗さを感じることもありますが、WQHDではクリアな表示です。
なお、私個人としては、昨今のノートPCのアスペクト比とあわせ、16インチの16 : 10、あるいは 以下のモニターのように 3 : 2だと 更によかったように思います。
CNBANAN 16インチ アスペクト比 3 : 2 / 2.5K ポータブルモニター 実機レビュー。広色域、光沢パネルで Macとの色合いもマッチ
▼MSS-A156 ポータブル モニターのスペックは以下となります。付属品への記載が漏れていましたが、保護フィルムとクリーニングクロスも付属しています。なお、厚みの4mmは最薄部ですね。
スペック・特徴の比較は以下です。
- モニター本体の回転により、横画面・縦画面の切替に対応しています。
- 接続元のPCがPDに対応している場合(15W以上の電源が必要)、付属するUSB-C ケーブル 1本の接続により、モニターへの電源供給・映像出力を行うことができます。
- 公式ストアの製品説明・スペックに記載はありませんが、光沢パネルと思われます。
- 私が所有する複数の15.6インチモニターは、明るさ控えめの製品が多いのですが、本製品は輝度 400 nitと、一般的なノートPCよりも明るい液晶を搭載しています。
▼全てのポートは横持ちでの右サイドに配置されています。一見して、HDMIはフルサイズとも思えたのですが、他社の製品と同様にMini HDMIです。ケーブルの汎用性を考慮すると、フルサイズのHDMIがよりよいと思うのは私のみでしょうか。
▼イメージ画像では明確に判断できませんが、ディスプレイのベゼル幅は上下左右ともに狭いように思えます。なお、本体の仕様とは無関係ですが、Windows ミニPCを展開するMINISFORUMでありつつも、Macを接続のイメージ画像であることが 謎です。
まとめ
WQHD 2.5K 解像度に 100% DCI-P3の広色域、タッチパネルに 144Hzのリフレッシュレートに対応、アルミ製の筐体とバランスのよい構成のポータブルモニターです。
MINISFORUMは、以下の記事にて実機レビューのメカニカルキーボードも販売しており、キーボードの発売時にはPCとのセット、キーボードを割り引いての販売を行っていました。今回発売のポータブルモニターにおいても、セット販売による割引に期待します。
引用元・販売元
MINISFORUM MSS-A156 ポータブル モニター、公式ストア
▼なお、MINISFORUMの今後の展開として、以下の記事にて紹介のCore Ultraを搭載するミニPCにも期待しています。
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