MINISFORUM HX100G、AMD Ryzen 7 7840HS / Radeon RX 6650Mを搭載するミニPCがリリース。従来製品よりスペックアップ

MINISFORUMより、CPUにAMD Ryzen 7 7840HS、GPUにAMD Radeon RX 6650Mを搭載するミニPC「HX100G」がリリースされました。

炭素繊維素材を多用し同じ筐体を採用する「HX99G（Ryzen 9 6900HXを搭載」は2023年1月に発売されていますが、CPUとGPUをスペックアップしての販売です。

引用元・販売元

MINISFORUM HX100G、公式ストア

MINISFORUM HX100Gのスペック

従来モデルの「HX99G」については以下の記事にて記載していますが、CPUをRyzen 9 6900HXからRyzen 7 7840HSに、GPUをRadeon RX 6600Mから　RX 6650Mにスペックアップしての販売です。

MINISFORUM HX99G、Ryzen 9 6900HX / DDR5 RAM / USB4 x 2を搭載のミニPCが発売に。PCIe 4. 0 SSDポートを2個装備

▼「HX100G」のスペックは以下となります。

MINISFORUM UM780 XTX 実機レビュー、Ryzen 7 7840HS / DDR5 RAMの快適レスポンス、静音性にも優れた 作業効率アップ確実のミニPC

スペックの補足は以下です。

• AMD Ryzen 7 7840HSを搭載する同社のミニPC「UM780 XTX」のレビューは、上の記事にて記載しています。「UM780 XTX」のGPU「Radeon 780M」に対して、「HX100G」は「Radeon RX 6650M」を搭載。
• Radeon RX 6650Mのパフォーマンスは、海外サイトからの引用でざっくり言えば GeForce RTX 3060 Ti相当。スペックとしては「UM780 XTX」より本製品が優位です。
• 同CPUを搭載する「UM780 XTX」の使用感としては、私がメイン利用のM.2 Mac miniと同水準以上にキビキビと動作します。なお、これまでレビューした主だったPCの「CINEBENCH R23」のベンチマークスコアは、こちらの記事にて一覧化していますが、Ryzen 7 7840HS / Radeon 780Mは、M.2 Proよりも高いスコアです。
• 2.5インチ SSD / HDDの増設はできませんが、SATA / PCIe 4.0に対応する 2280サイズのM.2 空きポートがあります。
• Windows 11のHome or Proの明記はありませんが、最近の同社のミニPCの傾向としては Homeだろうと思われます。
• 冷却対応として、CPUの冷却には液体金属を採用し、CPUに3本 / GPUに4本のヒートパイプを使用、デュアルファンを搭載しています。また、メモリとSSDにもヒートシンクを装備。同社の他製品も含めて、同社は冷却対応と静音性に十分に考慮しており、本製品においても同様と思われます。

▼上の画像のUSB-Cポートはデータ専用、USB4を背面に2個装備しています。HDMIポートを2個装備し、USB4とあわせて、映像出力は4系統です。

▼こちらは「HX99G」のイメージ画像です。「HX100G」では明記がないものの、赤の部分に軽量で熱伝導性に優れた炭素繊維素材を採用していることは同様と思われます。

価格情報

2024年1月27日現在、MINISFORUM 公式ストアでは 2月28日を出荷予定日として予約販売を行なっています。同社の他製品と異なり、ベアボーンの販売はありませんが、メモリ 32GB / SSD 1TBの構成が 145,590円、メモリ 64GB / SSD 1TBの構成が 159.980円での販売です。

引用元・販売元

MINISFORUM HX100G、公式ストア