上の画像左の電源やファンむき出しのPCにかなりの興味を惹かれますが、MISNISFORUMからミニPCの新シリーズ「GameMini」が発売予定です。上の画像はプロトタイプで外枠は取り付けられると思いますが(外枠なしでした)、GIGABYTEのマザーボードに、CPUはAMD Ryzen 5 5600Xを搭載しています。
MINISFORUMのメルマガでの情報であり、公式サイトでの正式アナウンスはありませんが、「GameMini」のスペックを速報ベースで記載します。
MINISFORUM「GameMini」のスペック
メルマガでいただいた情報を引用の、5月15日時点で判明しているスペックは以下です。
CPU | AMD Ryzen 5 5600X、6コア 12スレッド、最大 4.6GHz |
GPU | Radeon RX 6700 XT、Gaming OC 12GB |
マザーボード | GIGABYTE B550I AOURUS PRO AX |
メモリ | 32GB (16GB x 2) DDR4-3200MHz |
ストレージ | Kingston KC2500 1TB, 2280サイズ NVMe SSD |
WiFi / Bluetooth | WiFi 6 AX200, Bluetooth 5.1 |
電源 | SilverStone SX650-G 650W |
ポート類 | 情報なし |
サイズ | 情報なし |
OS | 情報なし |
細部の確認
CPUのAMD Ryzen 5 5600Xと、GPUのRadeon RX 6700 XT、デュアルチャンネル 16GB x 2のメモリもさることながら、これらに対応すべくマザーボードはAMD B550のチップセットを採用しています。マザーボードが170 x 170mmのMini ITXであることを考慮すると、全体は35cmほどでしょうか。金属製と思えるフレームの反対側には何もないようにも思えます。
MINISFORUMのミニPCは(本製品はスモールデスクトップ、スモールフォームファクターの範疇ですが)、以下のオンラインストアを参照すると明らかなように、同じボディにCPUを変更した製品が多いため、かなり新鮮さを感じます。
以下は単純に検索した、Mini ITXのマザーボード、SSD、CPU、電源の詳細です。
Mini ITXであり、マザーボードのサイズは 170mm x 170mm。特徴については、Amazonのレビューコメントに詳しい特徴の記載があるため、ここでは省略します。ポートもある程度は推定できます。
搭載するSSDの型番が表記されているのも珍しいのですが、PCIe接続の「Kingston KC2500 1TB」を搭載しています(リンク先は500GB)。市販のPCの場合、コストや排熱の関係から 速度が控えめのSSDを搭載することが多いものの、Readで 3500MB/sと高速です。
6コア 12スレッドの「AMD Ryzen 5 5600X 」は、「世界最速の6コアプロセッサー」であることを謳っています。私はゲーミングのベンチマークに詳しくないのですが、『6コアCPU対決レビュー「Core i5-11600K」対「Ryzen 5 5600X」。ゲームに向いた6コアCPUはどっちだ?』によると、消費電力などを考慮した場合 Core i5-11600Kよりも優位とあります。
電源はコンパクトで静音性に優れたものを採用しています。
まとめ
続々とミニPCの新製品を投入するMINISFORUMですが、今回の「GameMini」は、おそらくは5月15日時点の画像はプロトタイプの状態と思われます。フレームのイメージ画像からして、最終的にどのような構造で市販するものか楽しみな製品です。それぞれのパーツの合計からすると、10万円を超えてくるとも思いますが、価格も気になります。
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