多くのミニPCを展開するMINISFORUMより、アルミ製ボディ・PBTキーキャップ・静音赤軸・Bluetooth / 有線 / 2.4G ワイヤレス接続に対応のメカニカルキーボード「MKB i83」が発売となりました。
上の写真のシャンパンゴールドのほか、シックなオブシディアンブラック、派手さも交えたシアンブルーの3色展開となり、シャンパンゴールドとオブシディアンブラックは、同社のブラックあるいはグレイ色のミニPCと程よくマッチングしそうです。
引用元・販売元
MINISFORUM MKB i83の概要
上の画像および冒頭に記載のとおり、デバイスとの接続は Bluetooth / 有線(Type-C to Type-A)/ USBレシーバーによる2.4G ワイヤレスに対応しています。また、Bluetoothはマルチペアリングに対応し(Fnキー + 1 or 2 or 3キーの同時押下で切替)、3つのデバイスを切り替えて使用することができます。
OSはもちろん、Windows / macOS / Androidに対応し、MINISFORUM 公式サイトには記載されていませんが、iOS / iPad OSにも使用可能と思われます。
▼他のキーボードでの使用事例ですが、私はキーボードのUSB レシーバーをUSB 切替器に接続し、Bluetoothのマルチペアリングのほか、USB ワイヤレスも複数のPCで共有しています。
Cable Matters リモコン付き USB切替器 レビュー。4台切替の大きなボタンの操作性も良好。ACアダプターも付属
▼普段、ノートPCやストロークの浅いキーボードを使用している場合、メカニカルキーボードでは大きめのタイピング音が気になるところ。本製品においては、上の画像のように吸音スポンジやシリコンマットなど、静音性も十分に考慮されています。
▼メカニカルキーボードでは、ユーザー独自の静音化を施すことも多いようですが、アルミ製の筐体はサイドが開く仕様になっており、対応しやすそうです。
▲キーキャップは油脂が付着しにくい 耐油性に優れたPBT素材を使用し(上の右の画像のトップは、防塵カバーです)、メカニカルキーボードとしては静音となる リニア・赤軸です。
▼他のメカニカルキーボードと同様に、ホットスワップに対応し、キーキャップを簡単に交換することができます(キーキャップ・プライヤーが付属しています)
▼シャンパンゴールド、オブシディアンブラック、シアンブルーの3色展開のうち、オブシディアンブラックの全体像。サイズは 334 x 140 x 48mmです。右一列のPage Upキーなどは、やや離れた位置にあり、Enter キー押下時の誤タイピングはある程度 抑制できそうです。
キーレイアウトは一般的ですが、Windows / macOSの双方に対応としつつも、Command キーなどのMacの刻印がないことが やや気になります。
▲▼英語キーボードのみの展開となりますが、英数・かなの切替、右一列のキーの無効化など、下記のフリーソフトを使用すると利便性が高まります。
Windows 11でも有効、英語キーボードのEnd/PgUpキーなどの右一列を無効化する方法
英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境
Windows 11、日本語キーボードのレイアウトを英語キーボードに再起動なく切り替える方法。2つのフリーソフトの連動で極めて便利
まとめ
MINISFORUMのミニPCをウォッチしていた私ですが、同社からメカニカルキーボードがリリースされるとは、想定外でした。同社のミニPCと同様に、質感の高そうなボディに静音性も考慮されており、他サイトでのレビューも含めて、今後の動向に期待です。
引用元・販売元
▼直近では以下の写真のメカニカルキーボード「Lofree Flow」をレビューしています。メカニカルキーボードの場合、一般的にはノートPCやその他の外付けキーボードと比較すると、ストロークが深めでタイピング音も大きめであることに留意ください。通常のキーボード以上に慣れも必要かと思います。私の事例では、慣れてしまえば快適なタイピング環境となりました。
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