2019年8月11日現在、9月の正式出荷に向けて、Indiegogoサイトで出資を募っているChuwi MiniBookですが、65万ドルのStretch Goal (出資が目標額集まると機能を追加)達成間近となり、アクティブスタイラスペンをサポートすると正式に発表。今回はChuwi MiniBookの直近情報をお伝えします。
Chuwi MiniBookの直近情報
IndiegogoサイトとChuwiから受領したメルマガに基づく情報をランダムに記載します。
▼簡便的にIndiegogoサイトに掲載のスペックを引用させていただいたのですが、One Mix 3やGPD Pocketとの比較ではなく、MacBook AirとSurface Goと比較していることが大胆です(MacBook Air / Surface Goともに日本向けの価格ではありません)。
▲▼Chuwi MiniBook 単体でみた場合、私が心惹かれるポイントは以下。
- ディスプレイの解像度を控えめにしていること、ディスプレイサイズの相違もありますが、One Mix 3と比較すると安価な価格設定。
- 廉価版のGemini Lake N4100搭載機も用意されており、価格をさらに抑えていること。ただし、m3-8100Yとの価格差が100ドルであれば、m3-8100Y版のコスパ度が際立っています。
- NVME対応 SSDの空きスロットがあること(ただし、N4100版はSATA SSD)。SSDの換装・増設など、これは大きな魅力。
▼単純にモバイル端末としてみた場合、タイピングなどの通常のPCとしての利便性はSurface Goが優れています。
▼2242サイズのSSD 空きスロットがあることは大きな魅力。背面にある小さな扉から簡単にアクセスできます。
▲▼フルサイズのキーであるものの、初代 GPD PocketとOne Mixシリーズと同様に変則的なキー配置であるため、タイピングには多少の煩わしさがあるように思います。
では、上記の基本スペックを踏まえた直近の動向です。
▼65万ドルのStretch Goal (出資が目標額集まると機能を追加)の達成が確定的であるため、アクティブスタイラスペンへの対応を追加。ただし、筆圧レベルは1024止まりです。さらに、80万ドルを達成した場合には、14.99ドル相当のスタイラスペンが付属となります。
▼こちらは難しいかもしれませんが、出資が100万ドル達成となった場合には、29.99ドル相当のUSB Type-Cハブも付属します。有線LANポートも備わっていますね。
▼Core m3-8100Y版向けとなりますが、RAMのアップグレードパックも用意されています。8GBから16GBへの変更が35ドルとは安いです。
▼Chuwiの販促動画をみると、外出先での隙間時間などに有効活用できそうですね。CPUもハイスペックなノートPC並みにパワフルなため、ディスプレイに繋げてデスクトップ代替としても利用できます。
まとめ
以下のリンク先記事のとおり、One Mix 3がやや高価であり、さらにOne Mixの新製品はIntel 第10世代 Coreを搭載予定とスペックを追い続けるなか、Chuwi MiniBookの安価な価格設定や機能追加には新鮮さも感じます。9月の正式リリースと、UMPCのなかでは出遅れ感のあるMiniBookですが、Chuwiのユーザー数は中国新興メーカーのなかでもかなり多いため、9月以降のさらなる盛り上がりにも期待します。
▼One Mix情報はこちら
▼2019年11月3日 追記。MiniBook Core m3-8100Y 日本語キーボード版の実機レビュー記事はこちら。
▼こちらはMiniBook Gemini Lake版の対抗となるFalcon
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