XiaomiのAndroid タブレットとして、11インチの「Mi Pad 5 Pro」が先行販売されていますが、遅れること数日、「Mi Pad 5」も販売開始となりましたので、Pro版とスペックを比較してみました。大きな相違は、Pro 版のCPUが Snapdragon 870であることに対し、無印のMi Padは Snapdaragon 860。その他、急速充電などにも相違があります。
販売・引用元
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Xiaomi Mi Pad 5、Pro 版とのスペック比較
Mi Pad 5 / Mi Pad 5 Proともに、8月21日時点では GeekbuyingとAliExpressにて販売されていますが、GPSの搭載状況(おそらく未搭載)、LTEの対応状況(AliExpressでは 5Gに対応する Pro版も販売)、無印版の専用スタイラスペンの筆圧レベルなど、不明瞭な事項があることをご了承ください。
なお、8月21日時点では、Pro版・無印版ともに 中国版の販売となり、言語は中国語と英語のみに対応、Google Play 未対応(Webサイトからアプリケーションファイルをダウンロードし、インストールする必要あり)です。
▲明確に確認できない LTEやスタイラスペンの筆圧レベルなどを別にすると、Pro版・無印版の大きな相違は以下です。
- Mi Pad 5のCPUが Snapdragon 860であるのに対し、 Mi Pad 5 Proは Snapdragon 870
- Mi Pad 5のメモリが6GBのみであるのに対し、Mi Pad 5 Proは8GB版もあり
- バッテリー容量も異なりますが、Mi Pad 5の急速充電が33Wに対し、Mi Pad 5 Proは67W
- Mi Pad 5は 4スピーカー、Mi Pad 5 Proは8スピーカー
負荷の大きいゲームを行わない場合、Snapdragon 860と870に体感できるほどの大きな相違はないのですが、メモリ 6GB / ストレージ 128GBのMi Pad 5とMi Pad 5 Proの価格差は文末のとおり 120ドル。音楽重視なら 8スピーカーの 5 Proもありですが、価格差が大きいために一般的には Mi Pad 5で十分かと思います。
なお、双方ともに ディスプレイは 120Hzのリフレッシュレートに対応し、通常の60Hzと比較すると滑らかなスクロールなどを実現(私の他のスマホでの確認では、体感できなかったことを付け加えます)。また、いづれも高速なUFS 3.1のストレージですので、大容量のアプリのインストールなどで速さを体感できます。
▼スマホとなりますが、Mi Pad 5と同様に Snapdragon 860、UFS 3.1のストレージを搭載する端末の実機レビューです。
▼Mi Pad 5は4スピーカー(上の画像)、Mi Pad 5 Proは 8スピーカー(下の画像)。下の中央に、専用の別売キーボード接続用の端子があります。
▼11インチの大きなディスプレイは、有機ELパネルではありません。
▲▼こちらは Mi Pad 5に別売の専用キーボードを接続したイメージ画像ですが、8月21日時点での海外通販サイトでは、イメージ画像が少ない状況です。少ない画像で確認できる範囲では、外観では Mi Pad 5 / Mi Pad 5 Proに相違はないように見受けられますので、外観・デザインは以下のMi Pad 5 Proの記事を参照ください。
価格情報
8月21日時点では、英語・中国語のみに対応・Google Playに未対応の中国版のみの販売であるため、Global版の販売まで待ちですが、参考までに 予約販売を行っている Geekbuying (AliExpressより安価)の価格情報を記載します。
▼AliExpress Mi Storeでの、RAM 6GB / ROM 128GB版の販売情報(2021年12月30日時点)
▼Gshopperでの販売情報。セール対象品は背面がパールホワイトのバージョンとなりますが、AliExpressやAmazonよりも安価です(「Xiaomi Pad 5、RAM 6GB / ROM 128GB版が 送料無料 37,800円の価格情報(Gshopper サイト)」)
Xiaomi Pad 5、RAM 6GB / ROM 128GB、グローバル版
▼Amazonでも販売となりました。
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