8.9インチ、Core m3-8100Yを搭載するUMPC「Magic-Ben MAG1」に4G LTEモデルが登場です。One Mix、GPD Pocket 2 Max、Chuwi MiniBook、Falconと競合製品の多い8インチクラスのUMPCですが、4G LTE対応とは魅力的。ただし、中国のキャリア向けをメインとしており、対応バンドには留意が必要です。
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Magic-Ben MAG1のスペック
スペック、外観などの詳細については以下の記事にて記載していますので、ここでは概要にとどめます。
- ブランド名 : Magic-Ben
- モデル名 : MAG1
- OS : Windows 10 Home
- CPU : Intel Core m3-8100Y
- メモリ : DDR3 8GB / 16GB
- ストレージ : PCIe SSD 256GB / 512GB
- ディスプレイ : 8.9インチ、IPS、タッチパネル、解像度 2560 x 1600 (16 : 10)
- WiFi : 11a/ac/b/g/n
- Bluetooth: 4.0
- ポート類 : USB Type-C、USB 3.0、Micro HDMI、MicroSD スロット
- Battery : 8600mAh、充電はUSB Type-C
- サイズ : 207.2mm x 146.5mm x 17.5mm、690g
- ボディはアルミ製、バックライト付きキーボード、指紋認証あり、タッチパッドあり
他の8インチクラスのUNPCと同様に、小さなボディに Core m3-8100Y、PCI-e SSDを搭載し、サクサクと動作するうえに、ディスプレイの解像度は2560 x 1600の高解像度。
One Mixシリーズ、Chuwi MiniBook、Falconと異なり、ディスプレイの360°回転機構はありませんが、GPD Pocket 2 Maxと同様に、8.9インチと8インチ・8.4インチより一回り大きなディスプレイを搭載することに、小さいながらもタッチパッド付であることが大きな特徴。
また、以下の画像のとおり、左右のベゼル幅は6.5mmと狭く、画面占有率は86%とディスプレイ面はスタイリッシュに仕上がっています。
LTE対応について
オプションとして選択可能な4G・LTE対応は、上の画像のようにモジュールの追加により実現しています。4G モジュール自体は安価で出回っていますが(一般的な話のため、リンクは掲載しませんが)、ユーザーでの組み込みには不向きであるため、オプション追加は大きなメリット。ただし、中国国内向けの対応バンド(以下)であり、日本国内での利用においては対応バンドの狭さなど、留意する必要があります(もちろん、日本のキャリアへの適合は公式には謳っていないため、中国ブランドのスマホやタブレット同様に、自己責任となります)。その対応バンドは以下となっています。
(Geekbuyingに記載の事項をそのまま転記しています)
- LTE TDD:B38,B39,B40,B41
- LTE FDD:B1,B3,B8
- HSPA+:B1,B2,B5,B8
- TD-SCDMA:B34,B39
- GSM/GPRS/EDGE:B2,B3,B8
Magic-Ben MAG1の価格情報
Magic-Ben MAG1を販売するGeekbuyingでは、11/9現在 11.11セールを開催中であり、上の画像の300ドル超の場合には30ドルオフのクーポンを配布しています(クーポンコード、1111GKB30)
Magic-Ben MAG1にも適用できますので、以下の価格から30ドルオフが販売価格となります。
▼LTE対応、メモリ 8GB、256GB SSD版は 670.99ドル(30ドルオフ適用後)
▼Wi-Fiモデル、メモリ 8GB、256GB SSD版は 599.99ドル(30ドルオフ適用後)
▼こちらはWiFi版の実機レビュー記事。明るく鮮やかな液晶で、CPUファンの音量も抑えられています。
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