中古のMacBook 12を購入して間もないのですが、早速 Boot Campにより Windows 10を導入しました。MacでのWindowsの導入は、仮想環境も含めて 4製品目、Boot Campでは3製品目となりますが、過去の事例よりも CPU温度などの熱の観点では、MacBook 12が最も実用的です。
Boot Campの導入に関する事項はさておき、今回はMacBook 12のBoot Camp・Windows 10での熱の持ち方にフォーカスして記載します。
MacBook 12、Windows 10でのシステム情報
もちろん、CPUやメモリなどの基本スペックは、macOS / Windows 10ともに同じですが、Boot Campによる Windows 10側でのシステム情報を記載します。
▼Windows 10 設定画面の「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」。
私が中古で購入した MacBook 12は Early 2016モデルですが、仕様どおりに CPUは Core m3-6Y30、メモリは 8GB。Windows 10 Proを導入しています。
▼SSDの容量 256GBのうち、Windows 10側には 60GBを割り当て。
▼Google Chromeとシステム管理系のソフトのみをインストールした状態ですが、有効な容量 56.5GBのうち、空き容量は 28.8GB。大型更新があっても余裕です。なお、Boot CampでのWindows 11の更新は、他のMacで失敗した事例があるため、当面 Windows 10のままとします。
ベンチマークスコア
Geekbench 5とSSDのみですが、ベンチマークスコアを掲載します。
▼Geekbench 5のCPU ベンチマークスコア。
上はWindows 10、下はmacOSですが、誤差の範囲で同じです。体感レスポンスとしては、他のMacでのBoot Campの場合には、Windowsよりも macOSが軽快なのですが、MacBook 12の場合、Windows 10が軽いような錯覚もあります。
▼NVMe対応 PCIe SSDのCrystralDiskMarkのスコア。macOS側のスコアは後ほど掲載しますが、Early 2016としては妥当なスコアです。
発熱について
インテル MacのBoot Campにより Windows 10を導入した場合、私のMacBook Air Mid 2011、MacBook Pro 15 Retina Late 2013の事例では、CPU温度が100℃以上となり、常用はもちろん、短時間の使用においても、熱の上昇による CPUファンの回転・ファン音量が激しく耐えがたいものでした。
一方のMacBook 12 Early 2012では、3月6日の10℃前後の室温であるものの、発熱の少ない Core m3-6Y30を搭載していることもあってか、ベンチマークで負荷をかけた際も、内部の温度は最大 58℃に留まっています。
また、上述の MacBook Air Mid 2011、MacBook Pro 15 Retina Late 2013の場合には、キーボード面を触るのも嫌なほどに熱を帯びることが多いのですが、MacBook 12では僅かに温もりを感じる程度です。
まとめ
中古で購入のMacBook 12に、熱の帯び方の検証目的もあり、Boot Camp・Windows 10を導入しましたが、過去の私の事例からの想像に反して、負荷をかけた際も激しい熱の上昇もなく 常用できそうです。
今後、春から夏にかけての気温上昇に伴う変化もあわせて、あらためて確認しますが、現在のところでは 外出時の携帯用のPCとして、macOSとWindowsの双方で使用可能と判断しています。
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