Macで英語キーボードの設定方法、変更できない場合の対応事例。他のアプリとの競合に要注意 | Win And I net

Macで英語キーボードの設定方法、変更できない場合の対応事例。他のアプリとの競合に要注意

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私はMac miniやMacBookの外付けキーボードとして、英語キーボードと日本語キーボードの双方を利用しているのですが、ある時から英語キーボードの設定が反映せず、日本語キーボードのキーとして認識する事象が発生。

「システム設定」の「キーボード」では、何度も英語キーボードとして設定し直しており 不思議に思っていたところ、導入していたキーボード設定アプリと競合していたためでした。当該アプリの設定を変更することにより、無事 英語キーボードとして使用できています。

一般的な、英語キーボードとしての設定方法

はじめに、一般的な、Macで英語キーボードを使用するための設定方法について記載します。

 

▼Finderの「システム設定」「キーボード」に進み、右画面の「キーボードの種類を変更」を押下します。

 

▼「キーボード設定アシスタント」の画面となりますので、画面の指示に従い、設定を行います。

 

▼左右 Shift キーの右のキーを押下することにより、英語キーボード / 日本語キーボードを識別することとなります。

 

▼英語キーボードの場合は「ANSI」として識別されますので、右下の「完了」を押下して設定完了です。

 

▲▼Macで英語キーボードを使用する場合、「英数・かな切替」を日本語キーボードと同様に、スペースキー両隣のキーで行えると便利です。複数のキー割当を変更する場合には「Karabiner-Elements」も有効ですが、「英数・かな切替」のみのシンプルな変更の場合、以下の記事で紹介の「英かな」が簡単です。起動して即、スペースキー左のCmd キーを「英数」、スペースキー右のCmd キーを「かな」として使用できます。

「英かな」、Macで英語キーボードの「英数・かな切替」に必須のアプリ。Apple シリコン、インテル Mac 双方での動作を確認済

 

英語キーボードが有効なことの確認手段

英語キーボードが有効であることの確認手段としては、以下などがあります。

  1. 例えば、「Shiftと2の同時押し」にて「@」とタイプできることを確認
  2. 「キーボードビューア」を表示し、キーの割当が使用している英語キーボードと同じであることを確認。

 

今回の私の事例(上記の一般的な対応では、英語キーボードに切り替わらない)は、上記2により おかしいことが明確となりました。

 

▼「キーボードビューア」の起動は、タスクバーの文字のアイコンの押下で表示の画面から、「キーボードビューアを表示」を押下します。

 

▼「キーボードビューア」が起動しますので、英語キーボードの配列となっていることを確認します。

 

英語キーボードとして設定できない場合の対応事例

上記の英語キーボードの設定を行ったにもかかわらず、英語キーボードの配列でタイプしても反映の文字が日本語キーボードの配列(例えば、@や「」など)となる場合、他のキーボード設定アプリが影響していることがあります。私の場合、以下の「Karabiner-Elements」の影響でした。

 

▼私の場合、Macの「キーボード設定」で英語キーボードに変更したにもかかわらず、日本語キーボードとして認識されていたのですが、以下の「Karabiner-Elements」が影響していました。これをアンインストール、あるいは以降に記載の手順により、「Karabiner-Elements」のキーボード設定を英語キーボードにすることにより解決しました。

 

 

▲▼下の画像は上の画像の右側を拡大したものです。既に英語キーボードに変更後ですが、左メニューの「Virtual Keyboard」の設定が日本語キーボードとなっていたため、これを画像のとおり「ANSI」に変更しました。これにより、英語キーボードとして認識しました。

まとめ

Macの設定画面にて、キーボードの設定を英語キーボードとしたにもかかわらず、「@」や「()」などが日本語キーボードのキーで文字の反映となる場合、他のキー割当変更・キーボード設定アプリと競合しているケースがあります。この場合、後者をアンインストール、あるいは後者の設定を変更することにより解決します。