メインPCとして M4 Mac miniを使用していますが、ファンを未搭載ではと思えるほどに静音です。そこで、ファンの回転数を上げた際のファン音量と、負荷をかけた際のCPU温度はどれほどのものかと、フリーソフト「Macs Fan Control」を使用して確認してみました。
なお、「Macs Fan Control」はファン回転数の制御を主な目的とするソフトでずが、インテル Mac / Apple シリコン Macともに動作します。
Macs Fan Controlのインストール
Mas Fan Controlは無料版においても、ファンの回転数の制御、CPUやGPU温度の確認(監視)を行うことができます。古いMacですが、私は以下のiMacにて「Macs Fan Control」を常用し、ファン回転数(ファン音量)を制御しています。また、CPUが高温となる MacBook Airの回転数を上げて使用していたこともあります。
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▼こちらの公式サイトから、インストールファイルをダウンロードします。
▼上のリンク先画面の「Free Download」の押下により 以下の画面となりますので、「Download for macOS」を押下しダウンロードします。
▼インストール過程は省略しましたが、インストール後のFinderのスクショです。
ファン音量、CPU温度の確認
「Macs Fan Control」で計測の、M4 Mac miniのファンのフル回転でのファン音量、負荷をかけた際のCPU温度の事例です。最大回転では WindowsのミニPCやノートPC以上のファン音量となり、CPU温度も程々に上昇することを確認できました。
▼右のセンサーがフル表示できるよう縦に広げていますが(クリックで拡大できます)、Macs Fan Controlの全体像です。なお、2024年12月22日にダウンロードした ヴァージョン 1.5.17ですが、Apple シリコンにも対応しています(M3 / M4にも対応)。
▲▼ファン音量を確認するために、「自動」から「フル回転(回転数 4900)」に変更してみると、かなり大きな音量です。
▼iPhone アプリ「デジベル X」でのファン最大回転での騒音です。約60dBと、Windows PCでは経験がないような大きな音量です。
▼こちらはファン回転数を自動制御に戻してのCPUの温度です。左は通常使用時、右はベンチマーク計測で負荷をかけた際の温度です。許容範囲ですが、それなりに上昇していることがわかります。
まとめ
M4 Mac miniのファンがあまりに静かなため(ファンが動作していないのではと疑い)、フリーソフト「Macs Fan Control」を使用し、ファンのフル回転でのファン音量と、負荷をかけた際のCPU温度を確認してみました。結果、ファンのフル回転時の音量はかなり大きく正常運転しています。また、ベンチマークで負荷をかけた際のCPU温度も、許容範囲で上昇しています。
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