今更ながらですが、M1 MacBook AirのOSをBig Surから Montereyに更新しました。iPhoneからのミラーリング機能、画面右下のクイックメモなど、便利な機能が満載です。今回はこれらの機能はさておき、Montereyでのベンチマークを計測し、Big Surでのスコアと比較してみました。
結果、OSの更新程度で大きくスコアが変動するものではないために、当然のごとく 同水準のスコアとなり、体感レスポンスとしても変化を感じません。
M1 MacBook AirをMontereyに更新
私が今回 Big SurからMontereyに更新した背景は、新しく追加された機能よりも、Montereyに更新しての「Parallels Desktop for Mac 仮想環境」での Windows 11の動作環境を確認するため。Big Surのもとでは、Windows 11の運用に難があり、「Montereyでは改善するかも?」と根拠のない期待を抱いていたものの、やはり状況は変わらず。
M1 MacのParallelsに仮想マシンとして Windows 11を導入も、課題が多く運用困難(11/27時点)
▼大型アップデートのため、OSダウンロード後の更新に時間を要します。以下の画像では「残り約57分」とあります。
▼macOS Montereyに更新完了。
ベンチマークスコア、Big Surとの比較
Geekbench 4、Cinebench、SSD ベンチマークのみですが、Big Surで計測したスコアと比較してみました。結果、多少の誤差・相違はありますが、当然ながらも同水準です。
▼Big Surでの計測はこちら。
▼こちらは Geekbench 5のCPUベンチマークスコア。以降の比較も含め 上はMonterey、下はBig Surのスコアですが、誤差の範囲で同水準です。それにしても、Single-Core 1744のスコアは凄まじい。
▲▼こちらは比較対象として、Core i7-1165G7を搭載する 13.3インチのWindows 10 PC「ASUS ZenBook 13 OLED」のスコア。キビキビと動作するのですが、M1 MacBook Airとは かなりの差があります。
▼こちらはOpenCLのスコア。やや落ち込んでいますが、体感では影響ありません。
▼こちらは Cinebenchのスコア。Big Surのスコアは計測中となっていますが、順位では Single Core、Multi Coreともに同じです。Single Coreでは、上のリンク先記事のCore i7-1165G7よりも劣位ですが、私のCore i7-1165G7の計測値は 1401となり、同水準と言えそうです。
▼SSDのベンチマークスコアも 一部に落ち込みがありますが 同水準。
まとめ
macOS、Windowsともに OSの更新により ベンチマークスコアが大きく変動するものではないため、当然の結果となりますが、M1 MacBook AirのMontereyでのベンチマークスコアは Big Surと同水準。ベンチマークが全てではありませんが、体感レスポンスとしても相違を感じません。
コメント