2017年7月の月初より使用しているロジクールのマウス M590。先のレビュー記事にて「その真骨頂はロジクールFlowにあり」とお伝えした一方で、この2ヵ月間 最も頻繁に使用する機能がマルチデバイス。M590のボタン一つで、2台のPCのマウスとして使い分ける機能ですが、これが何とも心地よい。今回はこのマルチデバイス機能に特化したプチレビューです。
マルチデバイス機能の概要
Bluetoothのマルチペアリングとは異なり、M590の場合、Bluetooth接続とUSB無線接続を使い分けることにより、M590を2台のPCで共有します。
▼2台のPCのうち、一方をBluetooth、他方を付属のアダプターを利用し無線接続。このPC間の切替は、ホイール下にあるボタンのワンタッチで切替できます。
▲マルチデバイスとは関係ないのですが、価格.Comのレビューに「マウスの素材がイマイチ」とのコメントがありましたが、確かにプラスチック感のただようものです。でも、マウスとはそんなものでしょうね。
2台のPC間でM590を行き来してコピペなどを行う場合には、ロジクールのアプリ「ロジクールFlow」をインストールする必要があります。
がしかし、単に使用するPCを切り替えるのみなら、「ロジクールFlow」をインストールすることなく、M590をワンタッチすることで即切り替えでき、これが何ともスムーズで心地よいものです。以下で紹介の切替器での切替もスムーズなのですが、やはり切替スイッチがマウスがあることで、その手軽さは格別。
マルチデバイス機能の使用状況、使用感
では、参考までに、私のマルチデバイス機能の使用状況、使用感です。
本当のところは、会社に自宅にと2台持ちたいところですが、自腹購入の1台を平日は会社、休日は自宅に持ち帰り使用しています。
使用状況と言っても、単純に2台のPCを切り替えて利用するのみのため、記載するほどのことでもないのですが、会社では常時2台のPCを利用しており(セキュリティーのため、セキュリティーの強固なPCは外部サイト接続用、もう1台は社内ネットワーク専用)、この切替がすこぶる便利。ちょっとしたTipsも含めて記載すると以下となります。
- BluetoothよりもUSB無線が安定しているため、頻繁に使用するPCにはUSB無線接続。
- Bluetoothも、私が手持ちの他社製のマウスと比較すると安定しており、ポインターが突然なくなるような挙動はほぼありません(全くないわけではないが、頻度は少ない)。
- 切替ボタンはホイールのすぐ下にあるのですが、間違えて押してしまうようなことはありません。
- Blutooth接続、USB無線接続の切替のタイムラグを感じたことはないです。
- 昼休みには、自分のPCに無線アダプタを挿し替えて利用していますが、M590のサイレント仕様と相まって快適です。
以上、「簡単に」ですが、M590のマルチデバイスについての追加レビューでした。ロジクールのマウスでは、このマルチデバイスに対応した以下の製品もありますが、M590 / M585は最も安価なマルチデバイス対応マウスです。
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▼2019年5月2日 追記。M590のワイヤレス側が反応しなくなることが頻発。同じく、Bluetoothとワイヤレスの双方を切り替えて使用可能な安価なマウスを購入しました。
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