国内外で人気の8インチクラスのAndroid タブレットですが、Snapdragon 8+Gen1を搭載し、AnTuTu ベンチ v10のスコアが130万となる「Lenovo LEGION Y700 2023」が、AliExpressにて 323ドル(約47,700円、メモリ 12GB / ストレージ 256GB モデル、2023年12月28日現在、)にて販売されています。
8.8インチ 2.5K 解像度の液晶は有機ELではなく、また、GPS未搭載 / OSは中国語・英語であるものの、8インチクラス 最強スペックのAndroid 13 タブレットです。
引用元・販売元
Lenovo LEGION Y700 2023モデル、AliExpress
Lenovo LEGION Y700 2023モデルのスペック
Lenovo Legion Y700、8.8インチ 2.5K 解像度、スナドラ 870搭載 Android タブレットのスペックと価格情報
従来モデルのスペックは、2023年5月に投稿の上の記事にて掲載していますが、下表の2023モデルでは スペックアップした事項に黄色網掛けしています。
なお、OSは中国語あるいは英語となりますが、YouTubeのレビュー動画では日本語に設定可能とあります。また、以下のとおり、Google 関連サービスはご自身でインストールする必要があります。
CPU | Snapdragon 8+Gen1 |
メモリ | 12GB / 16GB |
ストレージ | 256GB / 512GB |
ディスプレイ | 8.8インチ、解像度 2560 x 1600、343 PPI、144Hz リフレッシュレート、明るさ 500 nits |
リアカメラ | 13百万画素 |
フロントカメラ | 8百万画素 |
WiFi | WiFi6+ |
Bluetooth | 搭載 |
LTE | 未対応 |
バッテリー | 6550Ah、45W 急速充電 |
サイズ | 厚み 7.6mm、350g |
OS | Android 13 |
その他 | DOLBY ATMOS 2スピーカー、金属製背面、GPS未搭載、USB-C ポート x 2(充電用、イヤホン接続用。映像出力をサポート) |
スペックの補足は以下です。
- CPUのSnapdragon 8+Gen1のAnTuTu ベンチスコアは、AnTuTu v10では約130万、v9においても100万越え。私にとっては 約80万の端末でも十分以上に快適(レビュー記事はこちら)ですが、8インチクラスとしては、他社製品と比較してもハイエンド。
- 従来モデルのメモリはLPDDR5、ストレージはUFS 3.1と、従来モデルの記事投稿当時に確認しましたが、2023モデルでは明記ありません。おそらく、同仕様と思われます。UFS 3.1の手元にある端末の事例では「Write 751.4MB/s、Read 936.5MB/s」の実力です。
- ゲーミングPC・タブレットの「LEGION」の端末でもあり、USB-Cポートは充電用とイヤホン接続用の2つを装備しています。また、映像出力もサポートしています。
- 旧モデルとの比較では、CPUはSnapdragon 870からSnapdragon 8+Gen1に、メモリは8GBあるいは12GBから 12GB あるいは16GBに、ストレージは 128GBあるいは256GBから 256GBあるいは512GBに スペックアップしています。
▼Android タブレットとしては珍しく、USB-Cポートを2つ装備しており、イヤホン接続と映像出力もサポートし、まさにゲーミングを考慮したタブレットです。
Blackview Tab 60 実機レビュー、8.4型と同じホールド感の8.68型タブレット、2スピーカー搭載、Widevine L1にも対応
▲▼上の記事にて実機レビューの8.68インチタブレットのバッテリー容量は 6050mAh。これに対して、LEGION Y700 2023モデルは 6550mAhの大容量バッテリーを搭載し、45Wの急速充電に対応。45分で95%もの容量を充電可能です。
まとめ
ポイントのみとなりますが、Snapdragon 8+Gen1を搭載する 8.8インチタブレット「Lenovo LEGION Y700 2023」のスペックと特徴を記載しました。
コスパ重視・スピーカーやその他で妥協すべき事項の多いHelio G99搭載の8インチクラスのタブレットと比較すると、全部入りではないものの、基本スペックに妥協はありません。また、Helio G99 タブレットは、スピーカー他にコストカットした機能も多く、コスパ重視の端末で迷うのなら、ハイエンドの本製品の選択もわるくないと思います。
引用元・販売元
Parallelsが25%オフ