当サイトをご覧になった方からの情報ですが、Chuwi LapBook Proがメモリ 4GBから8GBへ、ストレージが64GB eMMCから256GB SSDへスペックアップです。しかも、8月25日時点では、AliExpress / Banggood / GearBestなどの海外通販サイトに先駆けて、日本のAmazonにて販売となり 36,500円と安価。Chuwiは日本への展開も画策していますが、Amazonでの販売はChuwi 直営店。直営店だけにこの価格での提供も納得です。
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LapBook Proのスペックアップのポイント
冒頭のとおり、AliExpress / Banggood / GearBestも確認してみたのですが、8月25日時点では、これらの3サイトではメモリ 8GB・SSD 256GB版は販売されていません。
唯一、Chuwi 公式サイトでは上のスペック画像のとおり、メモリ 8GB・SSD 256GBと明記されています(ただし、公式サイトのスペック表は旧スペックのまま)。
参考までですが、以下の画像は旧スペックです。SSDでユーザーで換装できますが、メモリはオンボードで交換負荷のため、メモリが8GBに増量されたことはよいことです。
さて、あらためて、Chuwi LapBook Proのスペックを記載すると以下となります。
- CPU : Intel Gemini Lake N4100、4コア、最大 2.4GHz
- GPU : Intel UHD Graphics 600
- RAM : 8GB DDR4 (4GBから増量)
- ROM : 236GB M.2 SSD (64GB eMMCからスペックアップ)
- ディスプレイ : 14.1インチ、IPS、解像度 1920 x 1080、画面占有率 90%
- WiFi : 11a/ac/b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : USB 3.0、USB Type-C、Micro HDMI
- フロントカメラ : 2百万画素
- バッテリー : 7.6V/38Wh
- サイズ : 324.2 x 209 x 13.4~7mm、重さ 1.43kg
- バックライト付きキーボード、ボディはマグネシウムとアルミニウム合金のハイブリッド(キーボード面はプラスチック製)
スペックについて、以下のとおり補足します。
- 他の記事でも繰り返し記載している事項ですが、インテルのGemini Lakeの供給不足が続き、Jumper EZBook X1やTeclast F5RはApollo Lake化するなかで、Gemini Lake N4100を継続して搭載しているのは好感。
- 私はGemini Lake N4100搭載機を利用してサイト記事を編集することが多いのですが、画像編集、Excelなどの普段使いならサクサクと動作します(ゲームなどの負荷のかかるものには向きません)。
- ChuwiのLapBook SE / Pro / AeroBookなど、同一製造元のシリーズはやや重いのですが、以下のLapBook SEの内部構成の記事のとおり、内部の造り込みがしっかりしており、これが重量増の一因かと思います。
外観と機能性
画面占有率 90%となるLapBook Pro。上の画像はややベゼル幅を狭く見せていますが、以下のTectabletsのレビュー動画を見ても、占有率 90%は本物。ベゼル幅はかなり狭くなっています。
▲▼以下の私のLapBook SEのベゼル幅と比較すると、その差は明らか。LapBook SEも艶ありのブラックベゼルのため、それほど太いとは感じないのですが、ベゼルが細いと断然シャープに見えます。
▲▼バックライト付きのキーボードですが、LapBook SE / Proに共通して特筆すべきは、タイピング感の心地よさ。両機は同一製造元(韓国製との噂も)の製品ですが、キーサイズが大きく、程よいストロークと、軽くも硬くもない打鍵感のキーボードのおかげで、私のサイト記事編集もはかどります。
▼謎なのが、以下のAmazonのSSDの説明。SSDへアクセスする扉は、明らかに2242サイズなのですが、2242/2280との記載があります。おそらく、両サイズに対応するものの、背面から容易に交換できるのは2242サイズとのことでしょう。
▲Amazonで購入された方からの情報では、実機のSSDは2280サイズで、写真とは異なるとのこと。異なる機種の写真がAmazonの製品サイトに掲載されているようです。LapBook SEも2280サイズのため、同じですね。
▼ポート類は、USB 3.0にUSB Type-C、Micro HDMI。USB Type-Cは電源を兼ねているため、欲を言えば、左サイドにUSB 3.0がもう一つ欲しかったところ。
価格情報
海外通販サイトで販売している メモリ 4GB・ストレージ 64GB eMMC版の価格と比較しようと思ったのですが、明らかにAmazonで販売のメモリ 8GB・ストレージ 256GB SSD版がお得。海外通販サイトの中の人は、日本のAmazon価格の動向も注視しているため、今後 GearBestやBanggoodがどう動くか、要ウォッチです。
▼2019年9月23日時点のChuwi直営店のAmazon 価格は36,500円となり、海外通販サイトより明らかにお得。
▼2019年9月23日 追記。こちらはBanggoodの価格。画像では369.99ドルとなっていますが、クーポン「BGCWL8」の利用により 329.99ドル(9/25まで)。9/23の換算レートでは36,211円となり、Amazonとほぼ同価格。
▼こちらは私が注目する、15.6インチ 4K 解像度のディスプレイを搭載する LapBook Plus。一見、並みの価格と思ったのですが、8月25日時点では4,000円オフクーポンがあり、これを利用すると42,499円に。
▲▼以下の記事に記載の、Banggood価格は激安と思っていたところ、Amazonがより安い状況になっています。
▼端末のより詳細な情報はこちら。
コメント
アマゾンで購入しましたが底面のSSDにアクセスする蓋にはM.2 SATA 2242or2280と印刷されてゴム足が接着されています。
長さも80mmはあるのでアマゾンにある写真は違う機種のものだと思います。
開けてみましたが2280サイズのSSDでした。
メーカー名は不明です。(抜いてチップが付いている側を見れば書いてあるかもしれませんが故障が怖いので。)
情報ありがとうございます。そんな気はしていましたが、やはり異なる機種の写真でしたか。
記事を修正します。国産でもあることかもしれませんが、特に中国メーカーの製品説明では誤植などが多いですね。
同じ製品でも、通販サイトによっては記載事項が異なる場合もありますし。
ちなみに、SSDのメーカーはフリーソフト「HWiNFO(HWiNFO、Win 10のデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフトの概要。投稿数15,000越えのフォーラムも充実)」にて確認できます。
もちろん、確認いただく必要はありませんが、おそらくForsee製だと思います(ChuwiやJumperの搭載事例が多いため)。
よく見たらデバイスマネージャー上でNetacと表示されてました。
ありがとうございます。Netac製もよく見かけます。手元にあるChuwi GT Box (Chuwi GT Box 実機レビュー、ベンチマークと第一印象編。Core i3 5005U、上位機のボディ流用により「買い」で間違いなしのミニPC)も、Netac製でした。