4コアのCPUにLTE対応でAndroid 7.1.1を搭載し、顔認証に8百万画素のサイドカメラ、決め手は1260mAhの大容量バッテリーを搭載するスマートウォッチ「 KOSPET Prime」のlite バージョン 「Prime SE」が登場です。Primeのメモリ 3GB / ストレージ 64GBに対して、Prime SEはメモリ 1GB / ストレージ 16GBとスペックを控えめとし、1260mAhのバッテリー容量やその他のスペックは維持。GearBestの価格はPrimeよりも約46ドル安い 99.99ドル。
KOSPET Prime SEのスペック
冒頭のとおり、Primeとの比較では、メモリを3GBから1GBに、ストレージを32GBから16GBとしたものが Prime SE。
スペックについては、GearBestの製品ページに程よい比較表があるため、そのまま掲載です。主に、KOSPET Primeと比較したものですが、メモリ・ストレージ以外は同仕様です。
▲CPUや大容量バッテリー、1.6インチ 400 x 400のディスプレイを維持していることが大いに魅力。さらに、テキストで上の画像の補足です。
- OS : Android 7.1.1
- サポートデバイス : iOS 9.0以上、Android 5.1以上
- タッチモード : フルタッチスクリーン
- CPU : MTK6739 1.25GHz
- RAM: 1GB
- ROM: 16GB
- カメラ : フロント 2百万画素、サイド 8百万画素
- バッテリー : 1260mAh
- Waterproof : IP67
- ディスプレイ : 1.6インチ、TFT、IPS、解像度 400 x 400、354PPI
- LTE 対応バンド : TDD LTE: B38, B39, B40, B41, FDD LTE:B1, B2, B3, B5, B7, B8, B12), B17, B20
- 対応 SIM : nano SIM
- WiFi : 11 a/b/g/n
- Bluetooth : 4.0
メモリ、ストレージ以外のスペックはPrimeと同じであるため、以下の記事も参照ください。
スペックと99.99ドルの価格について、以下のとおり補足します。
- CPUのMTK6739のスマホでのAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは 46000ほど。スマホの場合には快適動作はやや厳しくなりますが、それほど重たいアプリを多用しないスマートウォッチであれば十分。
- ポイントとなるのは、メモリが1GBであること。スマホの場合には、メモリ 1GBではアウトですが、SNS系などの軽いアプリの使用がメインとなるスマートウォッチでは、1GB搭載機も多くあることから、それほどレスポンスに影響するものではないかも。
- ちなみに、私はPrime SEのリリース・99.99ドルの価格を知りつつも、Primeを注文・受領待ちです。Primeとの価格差 約46ドルをどうみるか。私は価格よりも、メモリ 3GBに惹かれました。
なお、スマートウォッチの場合、連携するアプリも重要なポイントとなりますが、KOSPET Primeでは以下の「WiiWatch 2」です。
外観と機能性
▼Prime / Prime SEに共通する特徴の一つが、2百万画素のフロントカメラによる顔認証。以下の画像はクロームのベゼルを強調するものですが、右側にあるフロントカメラ、サイドにある8百万画素のカメラも見逃せません。
▼ピュアなAndroid 7.1.1を搭載しているため、Google Playからアプリをダウンロード・インストールすることも可能であり、スマホと同様に日本語化することもできます。ただし、小さな丸い画面のため、アプリに操作性を犠牲にする局面もあります。
▲▼さすがに Amazfit GTRほどのバッテリー持ちではありませんが、Android搭載のスマートウォッチの通常利用でまる2日 バッテリーが持続すれば十分です。
まとめ
KOSPET Prime SE / Primeとの選択では、SEのメモリ 1GBがポイント。私はメモリ 3GBのPrimeを注文したのですが(12/26時点では受領待ち)、よりキビキビとした動作を望む場合にはPrime、少しでも出費を抑える場合には Prime SE。Primeは、99.99ドルのPrime SEの1.5倍であると思うと高いのですが、約6,000円の差であるために差額は大きくないとの判断もできます。
▼2019年12月26日時点のGearBestでの予約販売価格は99.99ドル
▼一方のPrime SEのGearBest 価格は145.99ドル。私はメモリ 3GBに惹かれてこちらを購入しました。
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