Amazonで販売のミニPC「Jumper EZBox Z11」。Core i3-5005U、メモリ 8GB、SSD 128GBを搭載するミニPCとなり、私の同スペックのPCの使用感では、エントリークラスのPCに搭載されるPCよりも小気味よく動作します。このEZBox Z11は同じくAmazonで販売のEZBox i3と同一モデルであり、EZBox i3の記事と重複しますが、EZBox Z11の概要を記載します。
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Jumper EZBox Z11のスペック
2020年1月時点のミニPCやノートPCのハイエンド機に搭載されるCPUは第8世代(第9世代もあり)のCore iシリーズですが、EZBox Z11は第5世代のCPUを搭載することにより、価格を下げています。そのスペックは以下です。
- CPU: Core-i3-5005U
- GPU: Intel HD Graphic 5500
- RAM: 8GB DDR3
- ストレージ : 128GB M.2 SSD、1TBまでサポート
- WIFI: 11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 4.0
- ポート類 : USB Type-C、USB2.0 x 2、USB3.0 x 2、HDMI x 2
- サイズ : 12.40 x 11.16 x 4.25 cm、320g
ストレージは128GBとやや少ないものの、M.2 SSDの240GBはAmazonでも5千円前後で入手でき、以下のOSクローンソフトを利用し、換装・起動ドライブ化できるため、特に問題ではないでしょう。
私は以下のCore i3-5005Uを搭載するPCを使用していますが、Webサイト閲覧や画像編集、オフィスソフトではサクサク動作し、エントリー機に多く搭載される Apollo LakeやGemini Lakeよりもワンテンポ速く動作します。
特に、Windows 10の更新後のシステムプロセスなどで負荷がかかる際に、上記のエントリー機よりも少なからず余裕を感じます。
▼ミニPCらしくポート類は充実。約12cm角の小さなボディであるため、さすがにファンレスは厳しく、小さなファンが備わっています。小さなファンとなると高回転で風量を確保するため、その音量が気になるのですが、比較的 音量は抑えられているようです。
EZBox Z11、ネーミングの謎
不思議なのがZ11のネーミング。海外通販サイトで確認してみたのですが、そのようなモデルは存在せず、Amazonの販売店独自のネーミングであることが濃厚。一般的にはEZBox i3です。
Jumperと同じく、中国新興ブランドのCHUWIの場合には直営店が販売しているのは明らかであり、販売価格は海外通販サイトよりも安いケースも多くなっています。
一方、Jumper製品のAmazonでの販売においては、Amazonの販売元を確認すると、中国の多くの代理店が入り乱れているようです。また、海外通販サイトよりも割高であることにも留意が必要。
まとめ、価格情報
ネーミングは謎ですが、旧世代のCPUを搭載することにより価格を抑えており、一般的な用途(ゲームなどの負荷のかかることを行わない)ではサクサクと動作し、ミドルクラスのミニPCではおすすめの一つです。
ただし、以下のとおり、Amazonは割高感があり、納期に10日ほどかかっても、海外通販サイトがお得です。
▼こちらなBanggoodで販売の同型 (こちらが正当な製品名)のEZBox i3。送料もごく僅かですが、Amazonとはかなりの価格差があります。
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