AliExpressサイトにて、Gemini Lake N4100 、メモリ4GB、SSD 128GBを搭載した「Jumper EZbook X4」が販売されています。
Gearbest、Geekbuyingサイトでは未掲載なのですが、AliExpressサイトよりEZbook X4の概要を確認してみました。中国の新興メーカーでは、Gemini Lake搭載した製品は初のようですが、残念なのはディスプレイがTNパネルであること、そして2018年5月12日時点の価格が536.90ドルと高めであること。
Jumper EZbook X4の概要
私の所有するEZBook 3 Pro、Core M3 7Y30を搭載するEZBook 3 Plusとスペックを比較してみました。
本来ですと、EZBook X4と同じ14インチでCeleron N3450を搭載するEZbook 3L Proと比較すべきですが、X4の価格と近いEZBook 3 Plusとの比較です。
上表に記載していない部分も含め、EZBook X4の特徴は以下のとおり。
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- 最大の特徴は、やはりApollo Lakeの後継となるGemini Lake N4100を搭載していること。
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このGemini Lake N4100の性能を確認したいところですが、国内外サイトを探してもベンチマークなどの情報は得られず。「Gemini Lake Win 10ミニPC Alfawise T1の実機レビュー、ベンチマークスコアも」のとおり、CPUのベンチマークでは、概ねApollo Lake N3450の20%~25%増しに。
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- メモリは4GBでも十分なのですが、6GBもしくは8GB搭載機が多いなか物足りず。搭載するDDR4のメモリが高価なため、との情報もあります(TechTablets)
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- Jumperの従来のブラックのキーボードから一転して、キーボードはシルバーに。しかも、バックライト付キーボードです。
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- AliExpress (EZBook X4)サイトには、ボディはメタル製とありますが、間違いなくアルミ製ボディでしょう。
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- 残念なのはIPSパネルではなくTNパネルであること。EZbook 3 Proと比較すると、3L Pro / 3 Plusともに国内外サイトで盛り上がりに欠けるように感じていますが、これはTNパネルであることが大きいように思います。
▲バックライト付のシルバーのキーボード。Enterキーの右側に一列ありますが、14インチであるため、キーピッチは13インチクラスと思われます。
タッチパッドはEZbook 3L Pro / 3 Plusと同様に大きめのサイズ。
▼色合いは異なりますが、キーボード周りはChuwi Lapbook Airと同様のイメージか
▼SSDの種類の明記がないのですが、画像右下のスロットの扉から、明らかにM.2 SSD 2242サイズ。
まとめ
このJumper EZBook X4を皮切りに、今後 Chuwi、Teclast、AlldocubeなどからGemini Lake N4100を搭載するPCがリリースされるものと思います。
この意味では、ある程度の製品が出揃うまで様子見がよさそう。あるいはミニPCに興味がある場合には、後述のGemini Lake N4100を搭載するAlfawise T1 Mini PCもよいかも(私が興味があるための記載です)。
▼こちらはGeekbuyingでArrival NoticeとなっているJumper EZBook X1。Gemini Lake N4100、メモリ4GB、64GB eMMC、11.6型で539.99ドル。
▼異様に安い、Gemini Lake N4100搭載のミニPCですが、Windows 10をサポートとあるため、もしやOSは別途購入となるのか?
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