JumperからU型のキックスタンドを持つ、11.6インチのWindows 10 2 in 1のEZPad Goがリリースされています。
同じく11.6インチのU型キックスタンドの2 in 1としては、Chuwi UBook、PIPO W11が先行リリースされていますが、3製品はサイズ・ポート類の配置とも同じであり、同一製造元、あるいは同一のプラットフォームを使用した製品でしょう。
ただし、3製品は基本スペックが異なり、CPUにおいては、Chuwi UBookはCore m3-6Y30、PIPO W11はGemini Lake N4100、Jumper EZPad GoはApollo Lake N3450となっています。
なお、EZPad Goの2019年3月14日時点のGearBestでの価格は、キーボード・スタイラスペン付属で299.99ドル。PIPO W11と同様に割安感があります。
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Jumper EZPad Goのスペック
では、早速 Jumper EZPad Goのスペックを確認してみます。本来ならChuwi UBook、PIPO W11と比較すべきですが、今回のところは割愛します。
- CPU: Apollo Lake N3450
- メモリ : 4GB DDR3
- ストレージ : 128GB M.2 SSD
- ディスプレイ : 11.6インチ IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1080
- WIFI : 11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth : 4.2
- ポート類 : USB 3.0 x 2、Micro HDMI
- サイズ : 29.00 x 17.90 x 0.91 cm、800g
- スタイラスペン(筆圧1024レベル)、キーボード付属
※ 2019年3月14日現在では、通販サイトにバッテリー容量の記載はなし
メモリ 6GBを搭載するN3450の機種が多いなか、当製品は4GB。ただし、メモリ 4GBの2 in 1ではストレージをeMMCとしがちですが、128GBのSSDを搭載しています。
私はメモリ 4GB、Apollo Lake N3450を搭載する以下のOnda Xiaoma 21を使用することも多いのですが、Webサイト閲覧、簡単な画像編集でメモリ不足を感じることはありません。
筆圧1024レベル対応のスタイラスペン、キーボードが付属していることはPIPO W11と同じ。
なお、冒頭に記載しましたが、U型キックスタンドとサイズからも、EZPad Goもまた、W11とUBookと同一製造元、あるいは同一プラットフォームを使用しているとみて間違いないでしょう。
外観と機能性
続いて、外観・質感・機能性をみてみます。類似製品のブラック基調のChuwi UBook、ブルー基調のPIPO W11と同じ機能であるものの、私個人としては、明るめのシルバーとなるEZPad Goが好み。
▼Jumperの製品に共通とも言うべき、シックなシルバーの外観。
▲スタイラスペンとキーボードが付属していますが、傾斜のついたキーボードで大量のタイピング時の疲れを軽減。キーボードがフラットなPIPO W11と比較すると、よりタイピングには適していることでしょう。
▽こちらはPIPO W11
▼U型キックスタンドを拡げたJumper EZPad GoとChuwi UBook。EZPad Goにはリアカメラがないようですが、2 in 1タブレットでリアカメラを使用することは まずないのでは?と思います。であれば、リアカメラなしも潔くてよいと認識。
▲キックスタンドの形状とポート類の配置は、PIPO W11も含めて同じです。しつこいですが、3製品は同一製造元の製品、少なくとも同じフレームを使用しているはず。
▼キーボードを畳んだ際の画像。背面の素材までは読み取れませんが、シックな色合いでよい感じ。スタイラスペンの滑り防止の窪みもあります。
▼135度の無段階調整式のキックスタンド。U型であるため、強度がどれほどのものか確認したくなります。
▼ポート類はUSB Type-Cがないものの(電源は専用のDCポート)、USB 3.0が左右に1つあり、拡張で困ることはありません。
まとめ
11.6インチのU型キックスタンドを持つWindows 10 2 in 1として、Chuwi UBookとPIPO W11に加え、Jumper EZPad Goも参入。
それぞれにかなり魅力のある製品ですが、スペック的にはCore m3 6Y30搭載のUBookかリード。
コスパ度としてはPIPO W11 vs Jumper EZbook Go。EZPad GoはApollo Lakeであり価格もW11より割高であるものの、シルバーの配色と傾斜のあるキーボードから、私としてはEZPad Go推し。
▼GearBestでの2019年3月14日時点の価格は299.99ドル
▼気がついてみると、海外通販サイトよりもAmazonが安くなっています。
▼「Go」と名乗るからには気になるのがSurface Goとのスペック比較
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