ファミリーマートのネット専売となりますが、アイリスオーヤマ初のノートパソコンとしてリリースされた「LUCA」。たまたま、ファミマにてチラシを見つけてたのですが、ファミマのWebサイトで確認してみると、14インチにGemini Lake N4100を搭載するエントリーPCで数量限定品。税込・送料込の販売価格は54,780円となりますが、スペックなどの概要について記載します。
引用元
アイリスオーヤマ「LUCA」のスペック
チラシ、Webサイトともに、明瞭な画像はタイトル下の1枚のみであり、スペック情報も不足しているため、買いか否かの判断は難しいものの、アイリスオーヤマの製品としては割高感があります(対 中国ブランドのPCとの比較)
CPU | Gemini Lake (Celeron) N4100、4コア |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
メモリ | 4GB DDR4 |
ストレージ | 64GB eMMC、2242サイズ・2280サイズのSATA M.2 SSDを増設可能 |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1920 x 1080(FHD) |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB Type-C、USB 3.2 x 2、Mini HDMI |
バッテリー容量 | 5750mAh |
サイズ | 323 × 219 × 19mm、1.3kg |
OS | Windows 10 Pro 64bit |
その他 | 100万画素 フロントカメラ |
WebサイトにはCPUの明記はありませんが、チラシには Gemini Lake (Celeron) N4100と記載されています。エントリー向けのCPUであり、Web サイトのブラウジングや、Word、データ量が極端に多くないExcelなどは普通に動作します。ただし、頻繁に生じる Windows 10の更新時には、上位機と比較すると極端にレスポンスが悪化し、これが通常のレスポンスと勘違いされる方が多いように思います。
全般的に、CPUのGemini Lake N4100はよいとして、税込 54,780円のパソコンとしては、以下のとおり スペック的にやや厳しいものがあります。
- このクラスでは、メモリ 8GB、SSD 256GBを搭載する製品が多いのですが、メモリ 4GB、eMMC 64GBは見劣りします。ただし、メモリ 4GB、eMMC 64GBでも、大容量の動画などを保存しない限りは、普通に動作します。
- ディスプレイは 14インチのFHDとありますが、視野角の広い IPSパネルとの明記がなく、視野角の狭い TNパネルの可能性があります。この場合には、通常の色合いで見える範囲が狭く、長時間の連続利用に懸念があります(目が疲れてしまいます)。
なお、ボディの質感やキーボードの詳細を確認できませんが、トップ画像の斜めから見る範囲では 日本語キーボードで エンターキーをはじめ、キーピッチはかなり広いように思われます。
まとめ
アイリスオーヤマ初のノートパソコン「LUCA」ですが、IPSパネル or TMパネルの別やボディの詳細を確認できず、「買い」か否か判断しがたいものがあります。ただし、メモリ 4GB、eMMC 64GBであることからも、アイリスオーヤマの製品としては割高感を否めず、あと数千円の出費で購入できる、以下の「Lenovo ThinkPad E14」などが、スペック・レスポンスとしても優れています。
引用元
▼こちらは海外通販サイト「Banggood」での販売事例ですが、「LUCA」と同様にGmini Lake N4100を搭載し、IPSパネル、メモリ 8GB、SSD 256GBと充実した「Teclast F7 Plus」が約39,000円で購入できます。英語キーボードとなりますが、国内通販やサポートにこだわりがなければ、こちらがおすすめ。
▼こちらは引用した「Lenovo ThinkPad E14」、「Teclast F7 Plus」の詳細記事。
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