第7世代のCore i3を搭載する Windows 10 ミニPCが相変わらず安く販売されています。先日紹介のEGLOBAL M3と同スペックで、ほぼ同ボディとなる「HYSTOU H2」ですが、Core i3 7100U、メモリ 8GB、SSD 128GBのモデルが26,498円、SSD 256GBのモデルが27,928円と、限界と思える価格設定です。
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約25,000円の第7世代 Core i3-7100U搭載 ファンレスミニPC「EGLOBAL M3」のスペックと特徴
HYSTOU H2のスペック
EGLOBAL M3とHYSTOU H2は同モデルと言い切ってよいほどですが、HYSTOU H2のスペックは以下となります。
- CPU : 第7世代 Core i3-7100U
- GPU : Intel HD Graphics 620
- メモリ : 4GB / 8GB
- ストレージ : 128GB / 256GB、2.5インチ SATA HDD / SSDを増設可能
- WiFi : デュアルバンド対応
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : 4 x USB 3.0、2 x USB 2.0、HDMI、VGA、有線LAN
- サイズ : 17.20 x 12.50 x 3.80 cm、1.5kg
- ファンレス、ボディはアルミ製
- OS : Windows 10 プレインストール (Proの可能性もあり)
2万円台後半の価格ではCore i3-5005Uとすることも多いのですが、Core i7-7100Uを搭載することが大きな特徴。
「約25,000円の第7世代 Core i3-7100U搭載 ファンレスミニPC「EGLOBAL M3」のスペックと特徴」からの引用ですが、以下はGeekbench 4のCPUベンチマーク。上から順にCore i3-7100U / Core m3 7Y30 / Core i3-5005Uとなりますが、ミドルレンジのノートPCで搭載されることの多い Core m3 7Y30のスコアを僅かに上回っています。
Core m3 7Y30搭載のWindows 10 PCは、安価な中国製のノートパソコンでも5万円台となることも多いのですが、普段使いとしては十分なレスポンスです。
HYSTOU H2の外観と機能
▲▼アルミ製のボディとヒートシンク状の天板の全体で冷却効果を高め、ファンレスを実現しています。低電力とは言え、第7世代のCore i3-7100Uのため、ボディはある程度の熱を持つと思われます。
▼メモリはオンボードでなく、スロット形式。デフォルトのSSDは、M.2ではなくmSATA。M.2、mSATAはパフォーマンス的には変わりません。
▲▼同じくCore i3-7100Uを搭載し、価格もほぼ同じEGLOBAL M3(下)との比較。天板の端の形状とアンテナ部分が僅かに異なります。
▼USB 3.0 x 4、USB 2.0 x 2と拡張性も十分。
留意事項ですが、製品説明に以下の記載があります。EGLOBALのミニPCでも、Windows 10 cracked versionとの表現が多くあります。「保証はできない」ことを意味していると思われ、他の同種のミニPCの海外のレビューをみても、Windows 10を課題としているものはないのですが、念のため要注意です。
The product has pre-installed win10 cracked version,including multi-lingual (Please do not upgrade and reinstall without authorization, it will lead to the product can not be used normally.)
HYSTOU H2の価格
メモリ・SSDの組み合わせによる4モデルとベアボーンがありますが、メモリ 8GB、SSD 256GBの場合は27,928円となっています(2019年9月19日時点の価格であり、換算レートやセールにより流動的)
▼こちらは同スペックで、ほぼ同型のEGLOBAL M3
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