サブ運用していたUQ mobileからOCN モバイルへのMNPにより、一括 7,800円で購入したHuawei P30 liteを昨日受領しましたので、本日はそのファーストインプレッションを記載します。詳細な事項は後日の別記事、あるいは追記としますが、レスポンスや認証の精度もよく、ディスプレイも鮮やかで人気となるのも納得の製品です。
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スペックと機能
Huawei P30 liteのスペックは以下です。なお、今回はファーストインプレッションな記事となりますので、システム情報やベンチマークのより詳細は、後日の投稿となります。
- CPU : Kirin 710 オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz
- メモリ : 4GB
- ストレージ : 64GB
- ディスプレイ : 6.15インチ、解像度 2,312 x 1,080 ドット
- 背面カメラ : 2,400万画素 広角レンズ + 800万画素 超広角レンズ + 200万画素 被写界深度レンズ
- フロントカメラ : 2,400万画素
- WiFi : 11a/b/g/n/ac
- Bluetooth : 4.2
- バッテリー : 3,340mAh、USB Type-C
- OS : Android 9 / EMUI 9.0.1
- サイズ : 152.9 x 72.7 x 7.4(mm)、約159g
- カラー : ピーコックブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラック
CPUはHuawei nova lite 3と同じく、Snapdragon 660相当のKirin 710を搭載し、リアカメラは 2,400万画素をメインとするトリプルカメラとなることが大きな特徴。nova lite 3との比較では、カメラ以外に、メモリ 4GB、電源がUSB Type-Cであることがメリット(nova lite 3は3GB、Micro USB)。
▼この3年ほど、素のAndroidに近い機種のみを使用していた私にとって目新しいのが、ディスプレイのカラーモード・色温度・解像度を変更できる設定。これなら、暖色系・寒色系など好みの色温度に変更できます。また、「ブルーライトカットモード」も備わっています。
▼電力モードを「パフォーマンス」「省電力」「ウルトラ省電力」に切り替えることもできます。
外観、デザイン
中国新興ブランドやHuaweiの上級機種と異なり、高級感を前面に出すものではありませんが、背面やサイドの処理など無難にまとまっています。
また、現在、私はiPhone XS MaxやUMIDIGIの機種など、200g級の重いスマホをメイン利用しているのですが、P30 liteの159gの軽さは格別。これなら、iPhone XS Maxとの2台持ちでも許容範囲です。しばらく、200g級のスマホ2台をズボンのポケットに入れて持ち歩いていたのですが、なんと重かったことか。
▼画面占有率の高さを強烈にアピールする製品ではないのですが、上側のベゼル幅が狭いために、手持ちのしずく型ノッチのスマホ以上の画面占有率のように感じます。
▼艶やかな背面であるため、さすがに指紋や油脂はつきやすい。私はピーコックブルーとミッドナイトブラックで迷ったのですが、サイト記事に映えるピーコックブルーを選択。ただし、実機を手にすると店頭で感じた以上に煌びやか。ミッドナイトブラックでもよかったかも。
▼トリプルカメラの出っ張りは、程よくおさえられています。
▲感心したのが指紋認証と顔認証の精度の高さ。各所のレビューでも、Huaweiのスマホは認証精度が高いとあったのですが、そのとおり。指紋認証は即反応、顔認証もiPhone XS Maxには一歩及ばずですが、概ねごく短時間で認識します。
▲▼上下にあるポート類。USB Type-Cの抜き差しは硬くもなく、程よく行うことができます。
▼音量ボタン・電源ボタンも丁度よい位置にあり、もちろん動作も良好。
▲サイドがラウンドしていることにより持ちやすく、159gの軽さと相まって扱いやすい。
ベンチマーク
後日追加しますが、取り急ぎ AnTuTu ベンチマークとGeekbench 4のスコアです。
▼Device Info HWで抽出のSoC情報。正しく Kirin 710と表示されています。
▲▼AnTuTu ベンチマーク v7でのスコア。左は上の画像の「パフォーマンスモード」での計測、右は「省電力モード」での計測。省電力モードの場合にも、アプリの起動やGoogle Chromeがサクサクと動作し、普段は「省電力モード」でも十分。
▼こちらはGeekbench 4のスコア。
体感レスポンス
AnTuTu ベンチマークスコアで10万前後のスマホ・タブレットを利用することの多い私ですが、これらと比較すると、よりキビキビと動作します。
比較対象機は上記の製品となりますが、具体的な体感レスポンスは以下。なお、P30 liteの電力モードは「パフォーマンスモード」です。
- AnTuTu ベンチマークスコアで10万前後のスマホ・タブレットとの比較では、アプリの起動や切替、やや重めのアプリの画面遷移がワンテンポ速く、キビキビと動作。
- Snapdragon 660を搭載するOPPO R17 neoはベンチマークスコア的には同水準ですが、アプリの起動など、P30 liteが僅かに速いような感覚。おそらく、独自カスタマイズのアニメーション処理などの見せ方の相違もあるかと思います。
- Snapdragon シリーズと比較するとメディア系に弱いKirinですが、また、honor 6 Plus / honor 8あたりでは、Google Chromeの縦スクロールのカクツキが気になったのですが、現在のところ、そのようなカクツキも見られずにスムーズ。
私はゲームを行わないために、ライトユースでの使用が多いのですが、この場合にはiPhone XS Maxと大差なく、スムーズに動作します。「大差なく」としましたが、カメラも含め、全般的にはさすがにiPhone XS Maxのレスポンス・使い勝手が優位。ただし、価格差がかなりあるため、P30 liteとしては大健闘です。
ディスプレイ
6.15インチ、解像度 2,312 x 1,080 ドットのディスプレイですが、サイズ的に私の好みはワンサイズ大きな6.3~6.4インチ。調整可能であるものの、老眼の私にはテキストなどがやや小さく感じます。また、上の写真でもわかりますが、特に通知エリアのアイコンが極度に小さいようにも感じます。
ディスプレイにおいては、鮮やかで普通に綺麗です。先日レビューした、同価格帯のOPPO R17 neoほどに明るくはないのですが、一般的には十分な明るさ。そして何よりも、前述・以下のとおり、色温度を調整できることは大きなメリット。これはP30 liteに限らず、これまでのHuaweiの製品も同様かもしれませんが、honor 6 Plus以降、久しぶりのHuawei スマホを利用する私としては大きな進歩に感じます。
バッテリー
3,340mAhと、それほど大容量ではないP30 liteのバッテリー。受領翌日となり、バッテリー消費をコメントできるほど使用していないのですが、バックグラウンドで暗躍・バッテリーを過度に消費するアプリもない模様。
ただし、具体数値を掲載するほど使用していませんが、以下のパフォーマンスモードで使用すると、確かにバッテリー持ちが低下することは確認できます。ただし、以下の画像を信頼すると、「パフォーマンスモード」と「省電力モード」に劇的なバッテリー持ちの差はなく、より快適な「パフォーマンスモード」での使用が良いとの認識です。
カメラ
カメラについても十分に使用していないため、しっかりとしたコメントはできないのですが、現時点で感じている事項は以下。また、記事に掲載できるほどの写真も撮れていないため、後日 掲載・追記します。
- オートフォーカスの速さ、画質ともに、手元にあるUMIDIGI A5 Pro(価格が半分以下のために比較対象にはなりませんが)とは明らかに異なります。P30 liteは暗い室内での使用に耐えるカメラです。
- iPhone XS Maxと比較すると、オートフォーカスの速さや保存などは遜色ありません。ただし、画質やスムーズな拡大・縮小などの基本動作はさすがにiPhone XS Maxがリード。
- 撮影時の拡大・縮小などの動きのスムーズさに欠けます。1万円台の格安機と比較するとよいのですが、動きのぎこちなさが残ります。
まとめ
Huawei P30 liteを受領しての翌日の簡易的なレビューとなりましたが、レスポンスとディスプレイには大いに満足。一般的には評価の高いカメラについては、現在のところは良好ですが、今後の使用により、程度のほどは未知数。私の主な利用目的である、記事掲載用の写真として デジイチ・iPhone XS Maxの代替・サブ的な位置づけで利用できるものか、今後 検証することになります。
▼私はOCN モバイル Oneにて P30 liteを購入しましたが、通話SIMとのセットでのおすすめは 価格の安い OCN モバイル Oneと、回線速度が速く安定したUQ mobile(キャッシュバックあり)の二択。
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