Amazonでの展開など、最近 日本市場にも力を入れているCHUWIですが、いつの間にかHeroBook Proの日本語キーボード版が販売されています。スペックは英語キーボード版と同じく、Gemini Lake N4000、メモリ 8GB、SSD 256GB、14.1インチのIPSパネルですが、英語キーボードに不慣れな方には吉報です。
CHUWI HeroBook Proのスペック
現行販売のCHUWIのWindows 10 ノートとしては最安となる(2 in 1のHi10 Xを除く)HeroBook Pro。エントリーノートとしてはスペックは充実しています。
CPU | Gemini Lake (Celeron) N4000 |
GPU | Intel UHD Graphics 600 |
メモリ | 8GB DDR4L |
ストレージ | 256GB SATA M.2 SSD |
ディスプレイ | 14.1インチ、IPS、グレアパネル、解像度 1920 x 1080 (FHD) |
WiFi | 11b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB 3.0、USB 2.0、Micro HDMI |
バッテリー容量 | 5000mAh / 7.6V |
サイズ | 332 x 214 x 21.3mm、1.39kg |
OS | Windows 10 Home |
その他 | プラスチック製、日本語キーボード |
上の画像はGemini Lake N400相当のN4020、下はN4100相当のJ4155のGeekBench 5のCPUベンチマークスコア。
▲普段使いで普通に動作するPCの、私の基準はGemini Lake N4100(もしくは Apollo Lake N3450)以上ですが、N4000のベンチマークスコアはN4100と同等もしくは僅かに劣ります。以下のN4020を搭載する ASUS E210MAの使用感では、ライトユースでは遅さを感じることなく動作します。ただし、上位機と比較すると、Windows 10の更新前後で負荷がかかる場合のモッサリ感は際立ちます。
▼CHUWIのエントリー機ながらも、ディスプレイはIPSパネルのFHD。Pro版ではない無印版は、発売直後は視野角の狭いTNパネルでした。TNパネルとIPSパネルは視野角が大きく異なり、製品によりますが、TNパネルの場合には目の疲労にも影響します(私の場合)。HeroBookは、IPSパネルで安心。
CHUWI HeroBook Proの外観と機能
LapBook ProやAeroBookなどと同一製造元である「HeroBook Pro」ですが、上位機が金属製であるのに対して、HeroBook Proはプラスチック製であること。ただし、プラスチック製ながらもデザインは上位機と同等です。
▼Gemini Lakeクラスでは、こちらのGemiBookもよい選択肢です。Gemini Lakeでは珍しく、メモリ 12GB搭載し、より高速なNVMe SSDも搭載可能です。
▲▼特にベゼル幅が狭いなど際立つものはありませんが、CHUWIの製品に共通するシックな外観と、下に向かって絞り込まれたサイドのデザインなど、質感の高さを上位機譲り。現行販売品ではありませんが、デザインなどは以下のLapBook SEの記事が参考になると思います。
▼こちらのサイドのデザインが秀逸。Mini HDMIとありますが、Micro HDMIですね。
▲日本語キーボード。
最下段のスペースキーや、右のEnterキーの大きさなどから、英語キーボードに日本語の印字としたキーボードのようであり、右Altがないなど一部のキーを犠牲にしているようです。私は英語キーボードの場合にも、以下のAlt-IMEでワンタッチで英数・かな切替を行えるよう設定していますが、英語キーボードに抵抗のある方には、日本語キーボードの搭載は吉報です。
価格情報
Banggoodの英語サイトのなかで、一部は妙ですが日本語で表記していることに好感(私は英語表記に慣れているために違和感がありますが)。クーポン「BGJPCWHG2」の利用により 229.99ドル、9/30まで。
CHUWI HeroBook Pro 日本語キーボード版
▼一方、Amazonでの9/26時点の価格は、10%オフクーポンの利用により 30,600円。Banggoodとの価格差は約6,000円。CHUWI直営店での販売のため、Amazonも良心価格です。
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