ALLDOCUBE iPlay 50 Miniなど、8.4インチ FHDを搭載するAndroid タブレットが人気製品となっていますが、AliExpressにて CPUにUNISOC T616を搭載する「HEADWOLF FPad 3」が販売されています。
8.4インチ FHDでWidevine L1に対応し、メモリは物理メモリ 4GB + 拡張 4GB、ストレージは128GB UFS 2.2です。また、バッテリー容量は5500mAhと このクラスとしては大容量です。
販売元
HEADWOLF FPad 3のスペック
以下の記事のとおり、「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」は CPUにHelio G99を搭載するモデルがアナウンスされていますが、現在のモデルはUNISOC T606。一方の「HEADWOLF FPad3」は、ベンチマークスコアとしては僅かに高い UNISOC T616を搭載しています。
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Alldocube iPlay 50 Mini 実機レビュー、90ドル未満にして AnTuTu スコアは約24万、Widevine L1対応のFHD、鮮やか液晶の8.4型タブレット
▼「HEADWOLF FPad3」のスペックはこちら。「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」のUNISOC T606 / 64GB版と比較して優位な事項に黄色網掛け、劣位な事項にピンク網掛けしています。
CPU | UNISOC T616、8コア |
GPU | ARM Mali G57 |
メモリ | 4GB LPDDR4x+ストレージから4GBまて拡張可能 |
ストレージ | 128GB UFS 2.2 |
ディスプレイ | 8.4インチ、IPS、解像度 1920 x 1200、明るさ 360 nits、In-cell |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/19/20/28AB、TDD: B41 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 5500mAh、10W 急速充電、充電ポートは USB Type-C |
サイズ、重さ | 202 x 125 x 7.5mm、317g |
OS | Android 13 |
その他 | GPS搭載、金属製の背面、Widevine L1対応 |
▼下表はAndroid タブレット実機(一部はスマホ)で計測のAnTuTu ベンチ V9のスコアです。UNISOC T616のスコア 約25万に対して T606は約23万。この程度の差であれば、体感できるほどではありません。
▼UNISOC T616を搭載するタブレットの実機レビュー記事はこちら。
N-One NPad Plus 実機レビュー、MT8183を搭載し AnTuTu スコアは約23万 。金属製ユニボディで上質なAndorid タブレット
▼動画配信サービスを高画質再生できる「Widevine L1」に対応しています。NETFLIXに対応しているか否かは、製品紹介のロゴの有無が判断根拠となりますが、以下の画像によると NETFLIXに対応しているようです Amazon サイトに「Netflixは720Pのビデオ再生のみサポートしていることにご注意ください」と明記されていました。ちなみに、「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」はNETFLIXの高画質再生には未対応です。
▼バッテリー容量は5500mAhと、8.4インチとしては大容量です。また、10Wと控えめながらも急速充電に対応しています。
ALLDOCUBE iPlay 50 Miniとのスペック比較
上の写真の「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」は以下の記事にて実機レビューしていますが、同クラスのスペックとなる「アーアユー M60」も含め、基本スペックを比較してみました。
Alldocube iPlay 50 Mini 実機レビュー、90ドル未満にして AnTuTu スコアは約24万、Widevine L1対応のFHD、鮮やか液晶の8.4型タブレット
アーアユー M60、8.4型FHD / UNISOC T606搭載 タブレット。ALLDOCUBE iPlay 50 Miniとのスペック比較
▲▼「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」は、以下の記事のとおり 128GB版が発売、 Helio G99 / 256GB版の正式リリースが控えていますので、7月30日現在での比較は時期的に微妙なところ。
UNISOC T616 vs T606と拡張メモリの容量、メモ書き代替となるリアカメラの相違は大きな影響がないため、実質としてはバッテリー容量の相違が大きなポイント。バッテリー容量重視では、「HEADWOLF FPad 3」が候補となります。
また、iPlay 50 Miniはシングルスピーカーですが、FPad 3とアーアユー M60は2スピーカーです。
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HEADWOLF FPad 3の外観
製品紹介に外観のイメージ画像は多くありませんが、簡単に外観について記載します。上の画像のとおり、アルミ製となり、金属製の「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」、おそらくは金属製(現在レビュー中ですが、金属製・樹脂製の識別しづらい)「アーアユー M60」と同様に質感は高そうです。
▼2スピーカーは USB-Cポート側に、イヤホンジャックは逆サイドの角に配置されています。サイズは上記 3製品ともに ほぼ同じとなり、ディスプレイのベゼル幅は太くもなく 狭くもなく一般的です。
まとめ
「HEADWOLF FPad 3」「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」「アーアユー M60」と、8.4インチ FHD / AnTuTu ベンチスコア 25万前後となるタブレットを購入候補とする場合、悩ましい選択となりますが、バッテリー容量重視では、「HEADWOLF FPad 3」が筆頭候補となりそうです。また、シングルスピーカーの「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」に対して、「HEADWOLF FPad 3」と「アーアユー M60」は 2スピーカーであることもメリット。
▼2023年7月30日現在のAliExpressの価格は、クーポン利用により 約17千円、8月半ばの出荷です。Amazon 価格は 9,000円オフクーポン利用により 16,999円と、AliExpressとほぼ同価格です。
▼こちらは比較対象とした「アーアユー M60」「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」の販売情報と実機レビュー記事
▼以下の写真は「アーアユー M60」「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini」の背面です。双方ともに質感は高いです。
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