CPUにAMD Ryzen 9 PRO 6950Hを搭載するミニPC「GMKtec M7 Pro」が、12月21日まで Amazonにてクーポンセール中、62,685円での販売です。
メモリ 32GB(DDR5 16GB x 2)に SSD 1TB、映像出力は4系統(うち、USB4を2ポート)、さらにはOCulink ポートを搭載し、ミニPCとしてはフル装備の製品です。
GMKtec M7 Proのスペック
SSDはPCIe 4.0ではなく PCIe 3.0となりますが(PCIe 4.0をサポート)、上の画像の右下のとおり、CPUファンとSSD / メモリ 冷却用のファンを備えています。
CPU | AMD Ryzen 9 PRO 6950H、Zen 3+アーキテクチャ、8コア 16スレッド、最大 4.9GHz |
GPU | AMD Radeon 680Mグラフィックス |
メモリ | DDR5 4800Mhz 32GB(16GB x 2)、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 3.0 SSD 1TB、M.2 SSDの空きスロットあり |
WiFi | WiFi6 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB4 x 2、HDMI、DisplayPort、USB-A 3.2 Gen2 x 2、USB-A 2.0 x 2、RJ45 x 2、Oculink |
サイズ | 未確認 |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | SSD / メモリ用ファンを装備 |
▼Ryzen 9 PROを搭載するPCは以下の記事にてレビューしています。ベンチマークスコアと体感レスポンスの参考に。このクラスのPCの普段使いでは、上位の製品と遜色なく キビキビと動作します。
ThinkPad Z16 Gen 1 実機レビュー、Ryzen 9 RRO 6950H搭載、高品質ボディの16インチPC
▼「GMKtec M7 Pro」の大きな特徴は、このクラス・価格帯のミニPCとしては 他製品以上に拡張性が高いこと。USB4を2ポート搭載し、HDMI / DisplayPortと合わせて、映像出力は4系統です。
▲▼前面に、PCI Expressを外付けとする規格である Oculink ポートを装備し、別途 グラボ・グラボ搭載用のボード・電源・Oculink ケーブルを用意することにより、外付けグラボを接続することができます。他社のミニPCの事例ですが、Oculinkによる外付けグラボの使用例は以下の記事に掲載しています。
MINISFORUM UM780 XTX、OCulink経由で外付けGPUを接続してみた。接続した機器と接続手順、動作状況
▲▼2280サイズのM.2 SSDを2基搭載可能、Amazon サイトには「PCIe 4.0 SSDもサポート」と記載されています。なお、DDR5 メモリとSSDの冷却用にシステムファンを備えています。2つの冷却ファンとなるとファン音量が懸念されますが、以下の画像のとおり、最大でも40dBとあり(私の経験では 45dBを超えるとやかましく感じます)許容範囲です。
価格情報
2024年12月16日現在のAmazon サイトの価格表記は クーポン利用により 67,680円となっていますが、クーポンコード「HD5VNY2C」の利用により 62,685円での販売です(12月21日まで)。
CPUはZen 4ではなく Zen 3+アーキテクチャとなりますが、USB4 x 2ポートにOculinkを装備と、他のミニPCよりも豊富な拡張性を求める場合には候補となる製品です。
▼12月21日まで、クーポン「HD5VNY2C」の利用により 62,685円での販売です。
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